荒井のつぶやき | 一般社団法人北海道ブックシェアリング ブログ

一般社団法人北海道ブックシェアリング ブログ

暮らしに寄り添い、まちづくりに役立ち、心やすらぐような読書環境の整備を進めています。
 ◆公式HPはhttp://booksharing.wixsite.com/bookshare

「ひとりでじっくり書物と対峙してこその読書空間ですよ。とにかく静寂であるべき」
「本がある場所で、わいわいと、まちのこととか暮らしのこととか、みんなでざっくばらんに話せたらと思うんですよ。音楽も流したいな」

わたしは、どちらも満足させる「読書空間」を思い描いている。

「これだけデジタルの時代なんだから、その優位性を最大限活かした施設にすべきですよ」
「やっぱり私はアナログ派ですからね。紙と手触りがなくちゃ頭に入っていかない」

わたしは、どちらも満足させる「読書空間」を思い描いている。

「読書に即効性なんて求めちゃダメですよ。読んだものが実になるのは何年も経ってから」
「読書にも実効性やスピード感って必要だと思うんですよね。でないと、ただ読むのが好きっていう人以外は本を読まないでしょ」

わたしは、どちらも満足させる「読書空間」を思い描いている。

「選書は司書の専権事項。資格保有者以外はリクエストで要望を。書店は見計らいまで」
「棚に入れる本はみんなで選んでいいんじゃない。本屋さんにも選書を手伝ってもらおう」

わたしは、どちらも満足させる「読書空間」を思い描いている。

「子どもはひとり残らず本好きになるようにしよう。感想文や読書手帳を全児童に書かせよう」
「どうせこのまちに本を読む人間なんてたいしていないんだから、図書整備予算なんてミニマムでオッケー」

わたしは、どちらに対しても、一昼夜にわたってこんこんと言い聞かせる準備がある。

 

※本会代表の荒井がFacebookで投稿(2018年5月28日22:07投稿)したものを、ブログに転載しています。

他の投稿も見たい方はこちら(

https://www.facebook.com/hk.bookshare)をご覧ください。