NHKの計4回のシリーズドラマ。
東野圭吾原作で、一筋縄ではいかない交通事故の現場を扱い、単純な話で終わっていないところがよかったかも。
交通課に配属された新人警察官・陣内瞬(まどか)(小芝風花)は、教育係で巡査部長の金沢行彦(安田顕)とともに事件の現場に入る。
深夜の交差点での事故で、目撃者はおらず、ドライブレコーダーもなかった。お互いが青信号だったと主張する。死亡した運転手の妹(飯沼愛)は目が不自由だったが、ちょうどかけていたラジオから流れていた曲を使って、自分たちが青だったということを証明しようとする。
また、あるときには、あおり運転でケガをした被害者(泉里香)の秘密が暴かれたり、あるときには、路上駐車の関係する事故に巻き込まれて死亡した人の担当になったり…。
どれもこれも一筋縄ではいかなくて、さすが東野圭吾!といった感じであった。
交通警察だけど、ミステリーだし、人間の恐ろしさみたいなものも感じさせる作品だった。
でもね、最後は…そういう展開じゃなくてもよかったんじゃないかな…とかちょっと思ってしまったよね。
警察官はやっぱり正義の人じゃないとダメなのか? 少しくらいなら大目に見てもいいような気もしちゃったりして…。
↑原作小説