デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士 | 感想メモ

感想メモ

読んだ本や、見たドラマ、映画などの感想メモ。内容を忘れないために…。

 

前編「記憶の中の少女」

 NHKのドラマ。草彅剛主演。

 

 原作の小説がブログを書いている方々に評判がよく、私も読んでみたい!と思いながら、なかなか読めないでいたのだけれど、ドラマ化するということで、早速録画して見てみた。

 

 前後編に分かれて2回にわたって放映された。

 

 やはり原作がよいこともあるのか、すごくよい仕上がりだったかと思う。

 

 耳の不自由な一家に生まれ、一人だけ耳が聞こえた尚人(草彅剛)はコーダとして家族の通訳を担ってきた。

 

 正義漢からしたことにより、職場(警察)にいられなくなった尚人は、新しい恋人・みゆき(松本若菜)とその娘と暮らすために、唯一の特技である手話を使って仕事をすることにする。

 

 依頼された仕事は聾者の法廷での通訳だった。その事件を通して、尚人はかつて自分が17年前に関わった聾者の事件を思い起こしていた…。

 

 結構複雑な人間模様なのだけど、映像と手話と字幕とで、登場人物たちの様々な心情がうまく描けているというのか。

 

 とにかく手話を使った演技に引き付けられた。

 

 途中で真相がこういうことかな?と少しわかってしまったが。

 

 NPO法人の瑠美(橋本愛)も手話がとてもよかった。

 

 この作品、確か続編とかも出ていたような…。

 

 またドラマ化されたりするのかな? そうしたら、そちらも見てしまうと思う。

 

原作本はこちら↓

 

デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士 (文春文庫)