ラジオ話のつづきです。



ギャラクシー賞大賞を受賞した「聞こえない声」。

僕は聴くのが2回目だったのですが、1回目よりも面白く聴きました。

それはシナリオの良さもさることながら、繰り返し聴いて理解が深まったためでした。



この「繰り返し」というのは、実はラジオの弱点でもあります。

テレビドラマだったら見逃してもあとからだいたいレンタルできます。

ちょっと裏技になりますが、過去1年間であれば地上波の放送を録画していて売ってくれる店もあります。



もちろんラジオも意中の番組はMDなんかで録音できますが、

途中で面白いと気付いた番組や、知り合いから教えてもらった番組は、なかなか聴けません。



こんなラジオも持っています↓



月刊ブックルーム


パイオニアの「ラジオサーバー」です。

ラジオの中にハードディスクが入っていて、録音することができます。

ただこれもやはり番組をさかのぼることはできません。



でも、ネット技術のおかげでラジオも「ポッドキャスト」という武器を得ました。

「聞こえない声」も、もうすこしたてばポッドキャストで聴けるようになるそうです。

ただ現時点でポッドキャストでアップされているのはごく一部の番組、そして番組の一部です。


少なくとも収録番組はさかのぼって聴けるようになるといいのになあ。

そんなことを考えながらラジオを聴く毎日です。



追伸

本をフィーチャーしたラジオ番組といえば、大倉さん&杏さんの「朝日ブックバー」好きです。

小川洋子さんの「メロディアスライブラリー」も聴きます。気が向いたらぜひ。



7月5日、「ギャラクシー賞入賞作品を聴き、語り合う会」に出席しました。

大人数で、しかも高音質でラジオを聞くという貴重な体験でした。


よく公言しているのですが、ラジオがなぜか好きです。


家でおもに使っているのはこのラジオ↓


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SONYのICF-EX5という型です。

家庭用では随一といわれる高感度ラジオで、

マンションでもBAY-FMやNACK5くらいなら大丈夫です。

それでも雨風が吹けばすぐに音が乱れますが、その不確かさもまた悪からず。



そんなラジオの大きな魅力の一つは、

たかぼーさんがご指摘のように、想像力が喚起させられるところです。

「語り合う会」で聴いた「土曜日のうなぎ」で、神楽坂の干物料理屋ロケのシーンがありました。



サバだかツボダイだかの干物が焼けていく様子を、上柳アナが実況します。

「あ~、うまそうだなぁ!」と上柳アナ。

それだけでも十分よだれが出てくるのだけど、

きっとサバだかツボダイだかの干物はところどころが焦げて、

表面がぱちぱち言って、香ばしいにおいがしているんでしょうねえ…なんて。


そんなに想像力をかきたてられると、行動にも出ちゃったりして。

もちろん当日の晩ごはんは干物でしたよ。サバ。



想像力のたまものか、とくに中学の頃は、女性パーソナリティに恋心を抱いていた同級生が多かったですにひひ



つれづれと書きすぎました。

ギャラクシー賞の大賞「聞こえない声」について思ったことは、また次回。



そういえば、ラジオを舞台にした小説って絲山秋子の「ラジ&ピース」(講談社)と、

小林信彦の「怪物がめざめる夜」(新潮文庫)くらいしか思い当たりませんね…。





みのさん、嬉しい書き込みありがとう!


東京・有楽町のニッポン放送イマジンスタジオで

開かれた「ギャラクシー賞入賞作品を聴き、語り合う会」。


みのさんのほかにも、ともるんさん、まっきいさん、

ロマランさん、そしてどさんこさんが

かけつけてくれました。

どさんこさんは、お連れ合いとご一緒でした。

しかも、次回の読書会にはお二人で参加とのことで、

こういう広がり方は、とてもいいですね。

いい風が吹いている感じです。


あの日は114名の参加。

9回目になる「聴く会」で100名を超えたのは初。

最多の参加者でした。


本当にありがとうございました。

実行委員長として役目を果たせたと、いまは安堵、安堵。


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当日、お配りした放送批評懇談会の

雑誌『GALAC』。

最新号が発売されました。


東京・恵比寿のウエスティンホテル東京で

開かれた受賞式の様子が

グラビアに載っています。

上柳アナウンサー大塚さんも

しっかり写真がでています。


書店売りもしていますので、

もし目にとまったら、お手にお取りください。


  ヘッドフォン   ヘッドフォン   ヘッドフォン   ヘッドフォン   ヘッドフォン


ラジオ。

歳とともに、良いメディアだという気がしています。

もともとラジオの出身だったのに、

こんなことを言うのは変なのですが、

若い時とは違った良さがものすごく

見えるようになってきたのです。


絵が見えないから、

まず何をやっても、それほど「べた」にはならない。

下品なことを喋ってもどこかで救われる。底が抜けないのです。


   CD   CD   CD   CD   CD


言葉と音。ラジオは結局この二つに集約されます。

同じ放送でも、テレビは私からみれば

全く別のメディアです。

それより、本の方がラジオに近いと感じています。

想像力が試されます。

想像力をかきたてるための表現力が必要です。

それを操る人間の魅力が面白さを左右します。

メカニズムではなく、人間があくまで主でいられる

メディアのような気がしています。

本もそうですよね。

テレビはなまじの大仕掛けができることで、

人間が後ろに下がってしまうことが、ままあります。


ラジオに肩入れしすぎでしょうか。


私がいつも持ち歩いている愛用のラジオを紹介します。


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縦 8センチ

横3・5センチ

厚さ2・8センチ

重さはわずか50グラムです。


これ一つで、豊かな世界に触れられます。

なにより、アナログな感じが好きです。

このシンプルなスタイルと

余計な機能がないところが気にいっています。


ラジオの面白さや良さに気がつく人が

いずれ増えることを、私は確信しています。


古いものの見直し、エコロジー、草食系。

ラジオの感性とどこか共通しているものがあります。


ラジオは、見なおされる。

予言しておきます(笑)。グッド!