不況になると決まって現れるのがお勉強熱である。私の記憶ではこのような風潮が現れたのは2003年あたりだったと思う。(ちょうど大学年生だったと・・・)今でも覚えているのが当時のニュースである。
書店へインタビューを しに行くと、決まって「スキルアップが目的です」とか「手に職をつけるために資格をとろうと思っています」といった言葉が返ってきていた。店員にインタビューすると「資格や自己啓発関係の本が売れていますね」 といった回答が返ってきたのを覚えている。そしてスタジオに戻るとコメンテーターが「終身雇用制度の崩壊により、手に職をつけようという傾向の現れですね。今後も自らスキルアップを図る動きが加速するでしょう」なんてコメントを吐いていたのを覚えている。
当時の情報系の学科にいた私は、ずっと勉強を続けないといけない世界が始まるんだなぁ~とかコンピューターの世界は特に技術革新のスピードが速いからずーーと勉強していかないといけないだろうなぁ~とか勉強する習慣を作らないとなぁ~。と思った。そしてとりあえず資格を取らねばと思った。
では、社会人になった今考え直すとどうだろうか?
大体あっている(終身雇用が崩壊したとか、仕事ができない人がどんどんやめたとか、そういった点を除けば)と思う。会社はキャリアマップなるのもの用意し、学習を促すし、スキルアップという言葉は今でも使われ続けている。ただ、一点変わった点があるとすれば私の考え方の方だ。それはスキルという言葉に対するものである。
今でもそうだが、スキルアップという言葉がずーっと横たわっている。だけどスキルってなんだ?
辞書で調べると、技能。熟練。 訓練して身に付けた技能。 などと書いてある。当時も今もスキルアップというと決まって=資格という考えがちだが、本当にそうか?と思う。
スキルという言葉の意味合いがかなりあいまいになってきている。次回、私なりのスキルという言葉に対する分析を行い、本当に今の私たちに必要なスキルについて考えていきたい。