【ブックメーカー投資で稼ぐ】収入を増やす2つの方法とは -185ページ目

ライブベットは後だしジャンケン

ブックメーカーでは試合が始まった後でも賭けることができます。これを【Live Bet(ライブベット)】と呼んでいます。


ライブベットはどこのブックメーカーでも採用してるというわけではありませんが、珍しくもありません。


日本の競馬ではスタート直前で閉め切られてしまいますが、ブックメーカーでは試合開始後も賭けられるんです。


まるで『後だしジャンケン』みたいですね。


試合後は点数と時間帯でオッズが目まぐるしく変化していきます。


試合が完全に一方向試合になると勝ってるチームのオッズが1倍になってしまうので販売が終了してしまいます。


また、最後まで試合がもつれても、試合時間が3/4くらい過ぎた時点で販売終了します。


『後だしジャンケン』とはいえ確実に勝てるわけではありません。


実力があるチームが負けていても最後に大逆転があったりするので注意が必要です。


ライブベットは負け試合をある程度帳消しにするのに非常に便利です



最近ライブベットを使ったのは、NCAA(アメリカ大学バスケットボール)の試合です。


Va Commonwealth(ヴァージニア・コモンウェルス) vs Kansas(カンザス)】という対戦がありました。


NCAAは現在トーナメントの佳境にさしかかっていて既にTipsの技は使えないんですが、Kansasはランキング1位のチームなので絶対に負けることはないだろうと甘く見て賭けてしまいました。


ところが第1クオーターからボロボロで41対27で負けていました


NCAAは20分間を2回で決着がついてしまうため、決定的な点差です。


第2クオーター10分近くが過ぎても点差が縮まる気配なし!


そこで、Va Commonwealthの方にライブベットで賭けることにしました。その画像が下記です。


【ブックメーカー投資で稼ぐ】収入を増やす2つの方法とは


このブックメーカーではVCU Ramsと書かれてるチームがVa Commonwealthのことです。


2行目の右端の-$800.00が賭け金800ドルのことです。


1行目の+$1120.00が戻ってきた金額です、つまり320ドルの儲けとなります。


さらに残り5分で依然として9点差がついていて「こりゃKansasの勝利はないな」と思い、もう1つのブックメーカーでもライブベットしました。


【ブックメーカー投資で稼ぐ】収入を増やす2つの方法とは

この1行目が試合前に賭けていたものでkanzasにアンダーラインがついてますね。


kanzasに賭けてるという意味です。オッズ1.118で500ドル賭けて負けたので-500ドルという意味です。


2行目がライブベットです。Va Commonwealthがオッズ1.541で500ドル賭けて270.27ドルの儲けとなります。


本当なら500ドルの損失だったところ、ライブベットのおかげで、結局、


($320 + $270.27) - $500 = $90.27


2つの儲けを足して損失の500ドルを引いても90.27ドルの儲けとなりました


このようにブックメーカーは日本の競馬やTOTO、FXや株などと異なり、使い方次第で儲け易いものなんです。


そもそも、どちらかのチームが勝つか負けるかしかないですし、スポーツチームなので、強いのか弱いのか、ある程度の情報を持ってます。


ブックメーカーの登録の仕方などは別の記事で紹介します。


NBAチームの実力差

実力と成績が比較的はっきり出やすいスポーツがNBAです。27日の試合を見ると、かなりハッキリとあらわれました。


イースタンカンファレンス1位ブルズのロード(アウエー)での試合がありました。相手は真ん中よりやや下のクラスのチーム。


ですが、ロード(アウエー)なので、かなり不利な状況です。


野球は9回ですが、NBAのゲームは休憩をはさんで4回で行います。


クオーターというんですけど、それぞれ1Q・2Q・3Q・4Qと書いて、第1クオーター・第2クオーター・第3クオーター・第4クオーターと呼ばれてます。


まずブルズの結果ですが、ブルズ95対バックス87でブルズの勝利。結果から見ると圧勝です。


ところが第3クオーター途中までの結果は、クオーターごとに結果を見ると、


1Q 2Q 3Q 4Q
21 23 9     計53・・・ブルズ
25 23 19    計67・・・バックス


なんと第3クオーターの中盤過ぎまで14点差でバックスが勝ってます(記憶なので1,2点くらいの誤差はあったかもしれません・・・)。


残りは1クオーターとちょっとなので、この時点では誰が見てもバックスの勝利は確実と思います。


ところが、ここから怒涛の反撃が始まり、結果は以下の通りです。


1Q 2Q 3Q 4Q
21 23 25 26 計95・・・ブルズ
25 23 26 13 計87・・・バックス


結局はブルズが追い越してしまいました。


これがホームゲームだったらもっと楽に勝てたと思います。さらにもっと下位のチームとの対戦なら、さらに勝ちやすくなります。



2011年NCAAトーナメント

アメリカの大学バスケットボールはブックメーカーで稼ぎやすいスポーツの1つです。


毎年11月から3月にかけて試合が行われます。


全米でテレビ放送される試合も多く、日本ではもスカパーで見ることができます。


NCAAは「National Collegiate Athletic Association」の略で、日本語でいうと全米体育協会のことです。


フットボールとバスケットボールが特に人気があるうです。男子だけではなく女子もあります。


そんな中で、ブックメーカーでは、全米でおよそ350校の大学が参加してるNCAAが非常に稼ぎやすいです


というのも、約350チームで争うため、強いチームと弱いチームの差が激しいからです。



日本の高校野球でいうと早稲田実業やPL学園が無名の高校と戦うような感じです。


日本の高校野球ではまず都道府県の代表を決めますが、NCAAでは、もっと広い範囲で戦います。


さすがに全米を遠征するわけにいかないのでカンファレンスと言う単位に分かれています。


メジャーリーグも地区で分かれてますよね。しかもある程度は他の地区のチームとも交流戦があります。NCAAもそんな感じです。



最後の3月にはNCAAトーナメントが行われて全米チャンピオンが決定されます。特に準決勝まで残った4チーム(地区チャンピオン)はファイナルフォーと呼ばれて特別な存在として名誉があります。


普通は3位までが名誉ある感じがしますけどNCAAでは4なんですね。


今年はもう大詰めにきてるので【Tips】が発生するような試合は基本的にはありません


上位チーム同士の対決になるので当てるのが難しいです。