レイチェル・キング騎手 | 吉岡の戯言

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第65回アメリカJCCは、レイチェル・キング騎手が乗ったチャックネイトが優勝し、02年中山大障害をギルデッドエージで勝ったR.ロケット騎手以来の、外国人女性騎手のJRA重賞制覇になりました。身元引受調教師の堀先生は、彼女のホースマンシップとスポーツマンシップを高く評価しているようです。では、騎手におけるホースマンシップとは何でしょうか。馬の能力をレースで最大限に発揮させることではないでしょうか。では、騎手におけるスポーツマンシップとは何でしょうか。文字通り、フェアなプレイを心がけることではないでしょうか。私は、このふたつが、日本人騎手には少し欠けているような気がして、とても残念でなりません。余談ですが、アルフレッド・ヒッチコックの有名な映画に「レベッカ」がありますが、原作者のダフネ・デュ・モーリアの作品に「レイチェル」という小説があります。主人公のレベッカとレイチェルは、どちらも優しく描かれていますが、好みで言えば、私はレイチェル派になるでしょう。