競馬ブックコンピュータファクター予想の概略説明 | 競馬ブック CPU泣き笑い 

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競馬ブックのコンピュータ予想担当者が活用法などを伝授!

  競馬ブックコンピュータファクター予想は、以前このブログで紹介した競馬ブックレイティング及び競馬ブックスピード指数も4本柱のうちの2本を占めています。残りの2本柱は各ファクター項目を点数化したものの集合体である総称してファクターと名付けているものが一つ。もう一つがブック指数と名付けているものです。これは厩舎、騎手を点数化したものを中心としたファクター項目に入れていないものです。今回は以前に紹介した競馬ブックレイティング、競馬ブックスピード指数を省いて紹介説明します。
 現状通称ファクターとしている項目は重巧拙、血統評価、ダート巧拙、コース巧拙、距離巧拙、前走評価、実績評価、調教評価などです。コンピュータファクター予想は事前予想(通常は1日前の約午前10:00のJRA確定出馬時は決定しなければならない)ですので、重巧拙は点数化して予想に関係する項目とはなっていません。この天気も予想することは困難と考えています。(当たりハズレがまちまちであり、また重の程度までの予測は不可能と考えています。曖昧度の多いものは極力入れないようにしています。端的にいえば、その状態を数値化できないものは採用しない方針です)他のものは点数配分は違いますが、点数化してコンピュータファクター予想に関与しています。但しあるときは0点関与となっている場合もあります。(実質関与していない。出走全馬がその項目で関与していないこともあります。)
 この通称ファクターとしている項目群の中では通常前走評価と実績評価に重きを置いて評価しています。(点数配分が多い)但し例外となる年齢戦、コース距離戦もあります。まとめるとファクター項目群の中では通常は前走、実績に重きを置いて評価している。但し過去のコース距離及び出走可能年齢等により、重きを置くものが、距離であったり、調教であったりするケースもあります。過去のコース距離、年齢戦で得られた集計データから最も最適なものが何であるかを見つけ出し、その見つけ出したデータをプログラミングする方法をとっています。これは言い換えれば過去を見て未来を予測するものです。コースは刻々と変化します。未来ですから今からも変化します。それに対応できる方法ではないと認知していますので、なるべく直近のものを最優先で分析しています。また事前に発表されたコース状態により、予測値でも、各項目の数値配分等を考慮できるプログラムとなっています。全体としてそのようなアプリケションプログラムから構成されているソフトウエアとなっています。これは自社開発ソフトの利点でもあります。小回りの効くものです。しかしこの点数配分をあまりにも大きく変えると、取り返しのつかないことになることは、過去経験より痛感しています。その項目の点数の振り幅は、過去のそのコースでの実績としています。言い換えれば先人の教えにも耳を傾けるプログラム作成を心がけています。これは今風のバランス感覚対応です。
 次に4つの柱の1つである競馬ブック指数ですが、この中心は厩舎評価と騎手評価です。この2つを評価するときもコース距離、人気予測等も考慮して点数化しています。実はコンピュータファクター予想も現在のグラフ出力形態にした当初は、厩舎騎手等評価と明記して掲載していた時期もありました。しかしそれ以後厩舎、騎手以外の多くの項目を入れたことと、たとえアナログ表示(グラフ)であっても紙面等にそのものズバリの名前を明記することは、誤解を招くおそれがあることがあるのではないかと、いささか気がひけ、今のブック指数の名となりました。厩舎、騎手の評価はあくまで過去実績からの評価です。過去に出たレースで馬を通じて得られたパフォーマンスを今回も発揮する可能性が最も高いと考え数値化したものです。しかし厩舎、騎手と明記すると、厩舎、騎手個人の単なる能力値と考えられるおそれが生じます。あくまでも過去のレースにおけるパフォーマンスを競馬ブック独自の法則で評価したものです。もっと具体的に言えば、実際にはある種の法則をプログラミングしたプログラムが勝手に評価したもので、競馬ブック(人間)が各個人を評価したものではありません。あくまでもレースで走った馬を通じて得られた情報を元にコンピュータにより客観的評価をしたものです。もちろんプログラムは自社開発していますので、評価法則は競馬ブックが決めたものとなります。ブック指数に厩舎、騎手以外が入っていますが、この点数配分は時々でまちまちです。連対率、休養評価、前後半3F評価であったりします。ブック指数の中になにが入っているか分からないとの指摘もありますが、中心は厩舎、騎手の評価です。(点数配分が多い)その他の項目は競馬ブック指数のスパイスです。即ち競馬ブックコンピュータファクター予想のスパイスと考えられます。そのように理解していただくと幸いです。このように競馬ブックコンピュータファクター予想は
1競馬ブックスピード指数
2競馬ブックレイティング
3各ファクター項目(通常前走、実績中心。他に調教、距離等の評価もあり)
4競馬ブック指数(通常厩舎、騎手評価中心)
この4本柱の項目を点数化して合算したものの点数の多い順に◎、○、▲、2重△、△と予想印に置き換えています。そしてこの予想印より、推奨連番を掲載しています。通常は3連単で◎~2重△が1着候補、2着候補も1着候補と同じ4点で3着候補がこれに△と穴候補A、Bを加えた7点となっています。フォーメーション表示では4-4-7の60点と通常しています。
 このような内容となっています。もっと詳細に説明すべきですが企業秘密となりうる範囲もあり、曖昧にした部分も一部ありました。これぐらいで勘弁してください。あくまでも概要です。しかしこれで本質は分かると思い掲載しました。

それでは   皆さん   GOOD   LUCK(TY)