今回の舞台である中京1600㍍芝はここ約3年で40レースありました。比較的多くあるコース距離です。夏の芝マイルでのポイントレースであるサマーマイルシリーズ第1戦です。秋のマイルG1を狙っている面々も出走してきています。本日の芝の馬場状態はJRA発表はヤヤ重となっています。4レースの勝ちタイムをみるとまさに良馬場での推定走破タイムと重馬場での推定走破タイムの中間のタイムでした。おそらくレースが行われる時間帯では、もっと良馬場よりのタイム決着となると思います。そのあたりも考慮して勝ち馬考察していきます。
ホットコーナー指数(4角位置取り)の過去上位入線馬の数値は5.1~7.2となっています。芝のレースの平均値より4角の位置取りとしては、若干後ろ目となっています。それでいて上位入線しているのは、上がりタイムが速い馬が上位入線する傾向にあることをものがたっています。
ゴールデン比率(後半3F÷前半3F)としては良馬場で0.940~0.945の数値を出した馬が上位入線してます。また重馬場では0.938~0.967となっています。平均値としては良馬場よりも重馬場の方が後半3Fはかかっても上位入線する傾向がみてとれます。しかし前半3Fタイムは良,重馬場ともに35秒台後半~36秒台前半とほとんど同じです。このことは勝ち馬考察では使用しないといけない項目と考えます。
これらより今回の勝ち馬考察で使用する究極分析(ホットコーナー指数とゴールデン比率)内の項目は
1.良馬場よりに馬場状態は傾くと考え、ゴールデン比率の過去データは良馬場の方を使用します。その中でその構成要素である前半3Fで36.2秒以内の数値を持っている馬をまずピックアップする。
2.1の条件合致馬の中でより後半3F(ゴールデン比率の構成要素)のタイムが速い馬を上位と考えます。
この2点で考察します。
1の条件合致馬は10頭もいます。そこでその馬の中で2の条件でるゴールデン比率の構成要素である後半3Fで速い馬順に予想印に置き換えると(馬名後ろの数値が後半3Fタイムです)
◎ロードクエスト 33.8
○プリモシーン 33.9
▲カテドラル 34.1
△1ヒーズインラブ 34.2
△2グルーヴィット 34.4
このような結論になりました。今回は馬場状態が今後どのようになるか不明です。良馬場に近い状態になることを想定して勝ち馬考察しました。
それでは皆さん GOOD LUCK(TY)