先ず阪急杯の特別名で思い出させる馬はトウメイです。もう今から50年弱昔の話です。子供の感覚では馬名のトウメイが東名高速から採ったと考えていました。それ以後調べるチャンスがあり調べると、実は馬名登録時はメイトウ(銘刀)で申請したが却下され、メイとトウを入れ替えてトウメイで申請したとの話が残っています。実際に確認していませんので確実かと言われると裏はとれていないとなってしまいます。余談が長くなりましたが、トウメイが走っていた当時の阪急杯は1900芝でまだ距離体系が整備される前の競走で前年2着の翌年1着しました。
さて本題ですが、阪急杯は1400芝です。場所は阪神ですが、コース改修される前がトウメイの走っていたころで、オーバーシードもしない時代でした。おっとまた昔話にもどってしまいました。現代の阪神芝1400㍍の究極(ホットコーナー指数とゴールデン比率)の上位入線馬の過去傾向はホットコーナー指数(4角位置どり)が
5.5~6.7となっています。思ったよりも4角では後ろ目でも着ていると思います。しかし日本の芝競馬の標準的な所謂好位マークが出来た馬が上位入線しています。
次にゴールデン比率(後半3F÷前半3F)の過去上位入線馬の傾向は
0.986~0.989となっています。ホットコーナー指数の傾向と比べると、とても阪神芝1400の傾向となっています。前半3Fのタイムと後半3Fのタイムがほとんど同じで走れた馬が上位入線しています。そこで今回は究極分析の最重要考察項目としてゴールデン比率を採用します。そしてその中での優劣はゴールデン比率の構成要素である前半3F+後半3Fのタイムで判断します。
上記の条件で考察した結果
◎ダイアナヘイロー
○ミスターメロディ
▲リョーノテソーロ
△1レッツゴードンキ
△2ヒルノデイバロー
☆ロジクライ
☆ロジクライに関してはここ2走が自分に向く展開ペースではなく、ゴールデン比率の数値では見劣りしますが、自身に向く前半ヤヤ速目の平均ペースとなれば大きく飛躍します。今回はそのような展開になると私は思いますので☆要注意馬とします。
この究極分析(ホットコーナー指数とゴールデン比率)は競馬ブック有料Webサイトに新馬、障害以外の全レースを通常掲載しています。そちらも是非参考にしてください。きっと貴方様の良きアドバイバーになると思います。
それでは皆さん GOOD LUCK(TY)