戦前に不安視していた確固たる逃げ馬不在。それによりスローペースになるのではの不安。それが見事に的中しました。本来逃げ馬でないレッツゴードンキがチョット引っ掛かり気味に先頭にたち、絡む馬もいなく、まんまと超スローペースで直線まで行きました。そのレッツゴードンキの前後半3Fタイム=レースの前後半3Fタイムが371-335と前半が3.6秒も遅い、まさに直線ヨーイドンの典型的なものです。これでは直線でレッツゴードンキを差すことは出来ません。差すためには32秒台が必要です(もしくは31秒台)。良馬場といってもヤヤ湿りのある馬場でそれは不可能です。結果直線で巧く走れる位置をいち早く確保した馬が2、3着の上位となりました。単勝一番人気(1.6倍)のルージュバックは直線巧く外に出せず、9着と上位にもこれませんでした。勝ちタイムが1.36.0。2着のクルミナルが1.36.7でした。この勝ちタイム1.36.0はこの日の7R(古馬1千万下)と同じタイムです。また2着馬の1.36.7はこの日の3R(3歳未勝利)と同じタイムです。3R->7Rー>11Rと馬場は徐々に良くなってきていました。我社推定タイム(良)の1.33.8は全くの良馬場のタイムなので無理だと思います。せめて1分34秒台もしくは35秒台前半での決着が妥当なメンバーであったと思います。この極端な直線ヨーイドンのパターンは、全く世界に通じる馬作りの観点からのレースではないと思います。勝った馬が強く、負けた馬が弱いはいえますが、レースの質として、私としては低評価せざるをえないレースでありました。昨年菊花賞、JCと良いレースがあり、最後の有馬記念が私の中では世界に通ずるレースの観点からの低評価レースでした。今週は皐月賞があります。いいレース期待します。(世界に通じる)
それでは 皆さん GOOD LUCK(TY)