我社有料のWebサイトに掲載しているホットコーナー指数とゴールデン比率の紹介も兼ねて桜花賞考察をしてみます。
まずホットコーナー指数ですが、これは4角の位置取りと上位入線馬(1,2,3着としておきます)との関係がコース(場所、芝ダ、距離、内外)が同じ時、よく似た位置取りの数値であることを発見。そこで過去データと比較して最も上位入線可能な馬を探す方法に使用します。同様にコースが同じ時後半3F÷前半3F(ゴールデン比率。1.000が前後半同じ。上がりが速いときが0.台。また1.台は前半が速いときです。大体日本の競馬は直線ヨーイドン傾向にあり0点台が中心です。)も同様に上位入線馬には数値的な特徴があることを発見。この2つの数値より上位入線しそうな馬を考えるものです。
桜花賞と同じコース(阪神1600芝外)でのホット指数の過去集計指数(直近の1年で考えています)は1着=6.0、2着=6.6、3着=6.7が過去平均です。大体4角5,6、7,8番手ぐらいにつけている馬が有力と出ています。それでは今回の桜花賞出走馬で過去のその馬のレースでそれに近い数値を残している馬はどの馬か。まず第一優先候補となる6点台は、コンテッサトゥーレ、ルージュバック、クイーンズリングとなっています。次に5点台、7点台ですが、レッツゴードンキ、クルミナル、アースライズ、ローデット、テンダリーヴォイス、メイショウメイゲツとなっています。8点台がトーセンラーク、キャットコイン、ココロノアイと続いています。もう一つの要素ゴールデン比率ですが、これは1着=0.935、2着=0.932、3着=0.938となっています。これに出走各馬の個々の集計で近い値をもっているものは、当該では0.948レッツゴードンキ。0.956ココロノアイ。0.910アンドリエッテであり、他は阪神以外のもの及び距離は違うが近辺距離であるものの集計では(0.935)テンダリーヴォイス。(0.937)コンテッサトゥーレ。(0.941)ノットフォーマルとなっています。(これが過去の上位入線馬と近い値のパフォーマンスをすでに示している馬です)但しこのゴールン比率の値は良馬場想定での値です。(当該過去レース値と各馬数値ともに)おそらく良馬場になると私は思っています。重に近いとなると0.957アンドリエッテ(1着重は0.954が過去平均です)がダントツに近い値となります。そこでズバリこのホットコーナー指数とゴールデン比率を使用してのノーマル予想ではコンテッサトゥーレが良馬場での一押し馬となります。また重が残るようだとアンドリエッテが浮上してきます。これはあくまでホットコーナー指数とゴールデン比率をノーマルに使っての結論です。実はこの数値の使用法で他馬と大きく異なる小数馬も有利な馬となります。(それが一頭ならば最強)今回のこのレースでは確実に逃げる。過去のレースでもいつも逃げていた。そのような馬はいません。そこでホットコーナー指数過去平均で最小値を持っているムーンエクスプレス(3.9)は狙い目としては面白い存在です。ゴールデン比率からは(0.859良馬場)と脅威の切れ味で3連勝しているルージュバックが他の馬とは異質な数値を持っています。これももちろん買いとなります。よって結論としてはコンテッサトゥーレ。ムーンエクスプレス。ルージュバックは良馬場では必ず買い。重が残るようだと、アンドリエッテを加える。このような結論に私の考察ではなりました。さてどうなりますか。皆さんも色んな方法で考察してみてください。競馬予想は、記憶と推理のゲームです。各自各様の考察方法で予想することが競馬の楽しみ方だと思います。
それでは皆さん GOOD LUCK(TY)