先週は西阪神で土曜日チューリップ賞。東中山で日曜日弥生賞と本番の桜花賞、皐月賞と場所、距離が同じ実質トライアル最高峰となるレースが行われました。両レースともに馬場状態が重、ヤヤ重と悪くタイム的にはよくないものでした。牝馬路線に関しては、ルージュバックが頭2つぐらい抜けていると私的には思っています。よってルージュバックの2着馬候補選定レースと捉えています。勝ったのはココロノアイでした。ステイゴールドが父で母系に牝馬3冠に最も近かったマックスビューティーがいます。(桜、オークス勝ち、現秋華賞が当時エリザベス女王杯でそれを2着)桜2着候補の1番手になったと思います。なぜか逃げたレッツゴードンキが3着。この馬は展開を考えるとよく走ったと思います。折り合い。コーナリング。手前を替えない。など問題の多い馬です。それが強制されれば強い馬になると思います。桜花賞までにはちょっと無理かなが私の見解です。この重い馬場でよく追い上げたアンドリエッテが2着。さすがディープ産駒といえる内容でした。しかし後方一気では本番では苦しいと思います。このレースではココロノアイが目立ちました。替わって弥生賞ですが、こちらは持ち込み馬サトノクラウンがスタート良し、道中の折り合い良し。それに直線の伸びも良しと現時点の完成度の高さと能力で圧勝しました。父マルジュ、母もアイルランド馬とオールアイルランドといえる血統です。マルジュの父が日本で種牡馬となっていたラストタイクーンです。ラストタイクーン及び本馬の全姉のG1馬ライトニングパールからするとマイルまでの馬と思われるが、血統そのものはもう少し長い距離でも可能と思わせる血統です。特に日本では直線ヨーイドンの競馬が多く、実際の距離適性とは少し違うものです。素直さ、完成度で2000㍍くらいまでは可能とみました。しかし共同通信杯勝ちのリアルスティールと比べると私の中ではリアルスティールの方が上です。今後どうなるでしょうか。2着のブライトエンブレムもよく追い上げ2着としました。もう少し前での競馬が出来て直線今回のような脚が使えればよくなると思います。現時点では重巧者の印象が目立ちます。1.9倍の単勝一番人気シェルズレイは、走りに力みがありすぎです。そのあたりの精神的な落ち着きが必要です。馬体は素晴らしいものがあります。今後の成長に期待です。(これも皐月賞までに改善とは難しいと思います)今後フィリーズレビュー(桜)、スプリングS(皐月)等のトライアル及び高額レースがあります。それにより有力馬が出るかもわかりません。(勝馬候補)現時点では桜はルージュバックが頭2つリード。皐月はリアルスティールが少しリードと私の中ではなっています。
それでは皆さんGOOD LUCK(TY)