ルージュバックは凱旋門賞を勝てるかも | 競馬ブック CPU泣き笑い 

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 真にタイトルを思い起こさせる馬の出現です。2月8日の京都11R(きさらぎ賞)でのパフォーマンスで、私は感じました。このルージュバックは馬主さんが所謂一口馬主のキャロットクラブさんの馬です。一口6万の400口で総額2,400万の募集価格馬です。下衆な言い方をすれば、もうモトはとれています。今となっては超お買い得馬といえます。募集時にそれが判らなかった私は、真に凡人です。このルージュバックは美浦大竹厩舎所属です。そして大竹調教師のお父さんが、元騎手で私などのオールドファンには強力なイメージがある大崎昭一さんです。レース前のコメントでは、(泣きの昭ちゃん)と言われ、いつも弱気なものでした。レースでは、それとは裏腹に大胆な騎乗が目立ちました。G1ジョッキーで、ダービージョッキーでもありました。(ダービーはダイシンボルガードとカツトップエースで勝利)そして元大崎騎手で忘れられないのは、一時期新潟競馬場での本馬場入場のさいに、ファンと言葉を交わしたことが、公正競馬を害するとなり、無期限の騎乗停止処分をされてた時期もありました。(約4ヶ月間で解除)それと落馬事故も多く、それをことごとく不死鳥のように蘇り、騎乗していたことを思い出させます。ただ最後の落馬事故の後遺症で、現役続行不可能になり、現役引退となったと記憶しています。これはあくまで私の記憶ですので、詳細に関しては不明としておきます。話を元に戻しますが、ルージュバックの血統表を見ていて感じることは、クロスとしては、Promised landが5×5とBoldnesianが5×5です。これは父系の母方と母系の母方のクロスです。父マンハッタンカフェの母サトルチェンジと母ジンジャーパンチの母Nappelonのクロスです。これらはアメリカ産馬によく見られるもので、特異なものではありません。そうなるとやはりアメリカ古馬牝馬チャンピオンであった母ジンジャーパンチの影響が大なのかと思わせる、本馬ルージュバックです。一歳上にゼンノロブロイ牝馬のマミーテイラーがいました。未勝利を勝った一勝のみで、それもダートです。アメリカ競馬は主にダートであり、母ジンジャーパンチもダートでの活躍馬でした。それがマンハッタンカフェが父になると芝馬になりました。おそらくそれはマンハッタンカフェの母サトルチェンシの影響だと思います。サトルチェンジは芝の長い距離での勝ち鞍がある馬です。そうしたことから今後距離が伸びても、対応できる馬だと思います。きさらぎ賞のパドックで本馬(ルージュバック)を見たとき、このレース(きさらぎ賞)はまず負けないな、オークスもこの馬で堅いと思わせる馬体とムードを持っていました。特に後肢(臀部)の筋肉は見るからに柔らかそうで、伸びのあるボリューム満点のものでした。現段階でたとえるならば、筋肉の一つ一つの細胞が縦に大きく発達している印象を持ちました。そしてレース観戦後は、この馬は凱旋門賞でもいい勝負が出来る(勝てる)馬なのかな。私の中では変化していきました。今後筋肉の一つ一つの細胞が横にも発達して(喩えの表現です)パワフルになれば、凱旋門賞制覇も出来るのではと思わせる馬です。(惚れてしまうやろルージュバック)、(惚れてしまったルージュバック)楽しみな馬が出てきました。

それでは 皆さん   GOOD  LUCK(TY)