安田記念回顧 | 競馬ブック CPU泣き笑い 

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 勝ちタイムが1.36.8秒と非常に遅いものでした。馬場は不良馬場で極端に悪い馬場でした。逆にダートは非常に脚抜けがよく、このレースの次の12Rでは同じ1600(ダート)で1.34.1秒のレコードとなっていました。芝は重いを通りこして、滑る馬場となっていました。馬もしっかり走れない馬場で、尚且つ何回も滑るので、精神的にタフな馬でないと上位にはこれません。通常の重上手ではなく、精神的に滑る馬場に強い馬でないと走れない馬場でした。こうなると本年のG1高松宮記念同様に距離としては200㍍から400㍍増しで考えないといけません。(1800から2000)そうなると純粋なマイラーはこれません。2000前後の距離を得意し、滑る馬場に強い馬となりました。その中でドバイディーティG1(1800)を圧勝したジャスタウェイが着差以上(ハナ)に力強い、まさに世界ランク一位の底力で勝利しました。不利な条件をことごとく凌いで最後に勝利しました。まことに強い馬となっていたことが証明されました。本年はハーツクライイヤーであることが確定された(種牡馬)歴史的な勝利となりました。記憶に残るレースであったと思います。2着は今まできずかなかったですが、滑る馬場が滅法強い(精神的にも)グランプリボスが入りました。体調なども思っていた以上に良かったのでしょう。この馬は滑る馬場は巧い。次走への教訓です。3着は2着とは3馬身と大きく離されていましたが、ショウナンマイティがこの馬の持ち味であるゴール前でのしっかりした伸びをこの馬場でも発揮して、3着を確保しました。1着馬は実績、最近の成績からも予測可能でしたが、2着馬及び3着馬は最近の成績がいまいちで人気を下げていました。滑る馬場適性なる勝馬考察項目が最重要視されるレースであったといえます。


それでは  皆さん   GOOD LUCK (TY)