この２歳馬デビューにあわして平地競走は３歳以上が古馬となり、その4歳馬の条件賞金（収得賞金）を半額にする処理をして条件の補正をする処理をここ７，８年行っています。（中央競馬一般事項Ⅰの４の（３）のイに規定する収得賞金の算定方法）それ以前は3歳５００万下、4歳以上1000万下なる方法をとっていました。それをやめ、収得賞金（条件）のみで比較でき、また勝てば必ず昇級となる仕掛けのために、このような方法を一年に一回この時期に行うようになりました。具体的には2006年は４歳以上の馬すべて、それ以後新４歳馬のみとなりました。単純には条件賞金（収得）が半額となったこの時期は4歳降級組みが5歳以上の馬に対して有利といえます。新たに参戦となる3歳馬にたいして有利、不利は決めかねます。ただ定量戦での負担重量の差は３歳と４歳以上の差は距離が2200㍍未満は３ｋｇ。2200㍍以上は４kgとなっています。よって４歳以上の馬の中での比較は先ほども書きましたが、単純には４歳が有利。３歳との比較では斤量を考慮して４歳馬と比較する必要があります。3歳馬との単純な比較方法として、斤量を考慮したタイム換算比較がいいと思います。（一キロを０．２秒ぐらいと考え）毎年この時期は４歳馬が有利です。しばらくすると３歳馬の台頭が目立ちます。それ以後はこなれてきます。とりあえずここ約一ヶ月ぐらいは4歳馬（降級）に注意と一般論としていえます。
それでは 皆さん ＧＯＯＤ ＬＵＣＫ （ＴＹ）