第80回日本ダービー勝馬考察 | 競馬ブック CPU泣き笑い 

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 前週のオークスは勝ちパターン(勝馬の前後半3Fタイムが一定)は決まっていました。しかし今回のダービーは過去成績からは一着馬の前後半タイムはマチマチです。良馬場で行われた過去ダービーより考察します。そこで良馬場で行われた過去ダービーより1着馬の前後半3Fタイムを書き示します。

2012年

36.2-34.5


2010年

38.0-32.7


2008年

37.3-34.2


2007年

37.1-33.0


このようになっています。昨年は前半も速く、中間も然程スローにならず、ある程度前に位置していないと、上位3頭までには着ていません。上がり33.8秒の出走馬中一番のタイムで上がった馬が4,5着となっています。(4角10番手)2010年は中間レースハロンラップで13.5-13.1となる超スローになり、直線ヨーイドンの典型的なレースとなり、上がり32.7秒の馬が1着、上がり32.9秒の馬が2着となりました。たんに上がりを競うレースとなりました。2008年は中間のペースで緩んだのが1ハロンのみ(12.8)。ただ前半にも1ハロン12.9秒があり遅くなったり、普通になったりと非常に緩急のある特殊なペースでした。2007年もこれによくにていますが、その緩急があまりない、中間がたんに緩いペースと考えても間違いでないペースでした。このように中間のペースがどのように推移するか。これにより中間どの位置どりが有利か、不利かが決まります。(前に位置した馬が有利。後ろに位置した馬が有利)これは全て中間のペース次第です。


上位入線馬を当てること(1着馬を当てること)は中間のペースをどうよむかにかかっています。 これが結論です。


今回は強力な先行馬(逃げ馬)はいません。逃げが想定されているのは、アポロソニック、ラブリーデイ、サムソンズプライドです。この3頭の中に前半3F34秒台で行く可能性のある馬は、私はいないと思っています。よってレース前半のペースは35秒~36秒台と考えます。その中でも36秒台が濃厚です。この36秒台で進んだのが2010年です。前半36秒台で行くと中間ますます緩み、13秒台のラップが出ることもあります。そうなるとこれはもう直線ヨーイドンの上がり勝負の競馬となります。そうなると今回の勝馬はキズナ、メイケイペガスターこの2頭以外に私は考えられません。これが今回もっとも可能性が高いペースであり、上位入線可能馬だと思います。


ただ中間緩まないペースになることもなきにしもあらずです。(自信がないことを言ってはいけませんが)こうなると皐月賞馬のロゴタイプが最有力。以下皐月2着のエピファネイア、3着コディーノが上位入線可能馬となります。これはあくまで2番手の可能性です。


それでは皆さん  GOOD  LUCK  (TY)