世界に通用する日本競馬の夜明け | 競馬ブック CPU泣き笑い 

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 桜花賞勝馬アユサンの前後半3ハロンは35.4-35.5でした。また皐月賞勝馬のロゴタイプの前後半3Fが35.0-35.3でした。このようにこの春の3歳クラシックG1の両レースで前後半3Fがほとんど同じ、少し速い平均ペースで走った馬が一着となっています。以前よりこのブロクで書いているように、最速走行法は加速、減速の少ない。(無いのが理想)それでいて速いペースで走ることです。これが私の自論(持論)です。この3歳クラシックの両レースでは、それを実践した馬が結果1着となりました。


前半が非常に遅く、上がりだけの競馬。また逆に前半が非常に速く、前潰れとなり、後ろに位置した馬で決まる競馬。特に日本の芝競馬で非常に多い、前半はやや遅く、全馬にチャンスありの状態で直線に向き、直線の決め手のみで決まるレース(名付けてケイリンタイプ)。所謂直線ヨーイドンの競馬。これでは距離適性もスピードも関係なしです。瞬発能力値の高さの競走と言えます。以前のクラシックでも、このような競馬が多くありました。しかし今回はこのような競馬でなく、私の理想とする走法で走ることを心がけた馬が一着となる競馬でした。このような競馬が多くなると必然的に世界に通用する馬作りになると私は思います。そういった意味で、この春の今までの3歳クラシックは世界に通用する日本競馬の夜明けとなるレースであったと思います。


それでは皆さん   GOOD LUCK (TY)