皐月賞回顧 | 競馬ブック CPU泣き笑い 

競馬ブック CPU泣き笑い 

競馬ブックのコンピュータ予想担当者が活用法などを伝授!

 中山連続2開催のラスト週で芝内側で傷んでいる箇所がある馬場でした。しかしタイムが出やすい(スピード)馬場であるとの認識はありました。


本日8レース以降に芝は4鞍(8,9,11,12レース)ありました。8レース以外は、通常の勝ちタイム(平均勝ちタイム)より、約一秒前後速いタイムでの決着となっています。レースラップとして通常開催の平均ペースで逃げた馬は全て一着しています。8レース以降の芝4鞍で逃げ切りで決まらなかったのはこの皐月賞だけです。


この皐月賞のレースラップは前半3ハロン34.1。後半3ハロン35.9でした。レース全体のペースとしては前半ハイペース過ぎた為に、逃げた馬は残っていません。前後半3Fを同じくらいで走れる最速走行(私の持論)で走った馬が上位にくる結果となりました。勝ちタイムも1.58.0とレコードタイムとなりました。前半は逃げている馬を追いかけず、好位の4、5番手辺りに位置して(タイム的に35.0秒前後なので、10番手も可)4角ではその4,5番手に確実に位置する。速い平均ペースで走る精神的にタフなレースであったと思います。掛かる。外を回る。(外に膨れる)などの無駄な動きをすれば、即着順が落ちて行きます。目に見えない心理戦であったと思います。その中で前半35.0.後半35.3(ともに3ハロン)と前後半ほとんど同じタイムで、尚且つ速いタイムで走ったロゴタイプが1着しました。


この馬のセールスポイントは速度の持続力と精神的にタフなところです。この戦い方で次のダービーも戦うことが出来れば、勝利は確実です。距離が400㍍延び尚且つ直線が長いのでどうでしょうか。


2着のエピファネイアはやはり掛りました。手馴れた福永騎手騎乗で前走よりはマシでしたが、やはり道中掛かっていました。次のダービーも掛かると、やはり一着にはなれません。距離が延びますので2着も危ういと思います。(次走は割引必要です。)


3着はコディーノ。前半3F34.8。後半3F35.8でした。前半のタイムも然程速くなく、いいのですが、なぜか直線伸びません。1800㍍までの馬なのかな?。


4着はカミノタサハラ。前後半が35.8-35.7でした。前半35.8ならば後半もっと速いタイムで走らなければ可笑しい馬だと思います。レース全体のタイムが速いので、道中脚を使ったと思われます。この馬は速力が少し不足しているので、もっと前中盤をゆっくり行けるレースでないと活躍できないと思われます。


次のダービー(NHKマイルに行く馬もいると思いますが)の時にはこういったことを忘れずに検討したいと思います。


それでは皆さん  GOOD  LUCK   (TY)