ホットコーナー指数とゴールデン比率の紹介(エ女王杯) | 競馬ブック CPU泣き笑い 

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 我社有料のWebサイトに掲載しているホットコーナー指数とゴールデン比率を今回のエリザベス女王杯を例にして紹介します。


1ホットコーナー指数

 レースでの4角位置どりを勝負どころと考え、今回と同条件(今回であれば京都芝外2200㍍)での過去レースでの上位入線馬の4角位置どりの平均を求めて、それが理想の4角位置どりと考え、今回の出走馬よりその位置をとれそうな馬を予測する。これがオーソドックスな使用法です。また各馬で求めた数値が出走馬中で1頭だけ違う場合などは、有利に作用することがあるので、これにも注意が必要です。


2ゴールデン比率

 後半3ハロン÷前半3ハロンをホットコーナー指数同様に、今回と同条件(京都芝外2200㍍と今回はなる。)での過去レースの上位入線馬の平均を求める。これもその数値が理想の前後半比率と考える。これも今回出走馬でその比率に近い数値を過去レースで得ている馬が上位と考える。この使用方法がオーソドックスなものです。これは質も考えなければならないのでその前半3F、後半3Fのタイムも考察する必要があります。


今回の集計は2007年11月5日より2012年11月4日までの同条件(京都芝外2200㍍)でのものです。


その上位入線馬の数値は

ホットコーナー指数

1着 4.4

2着 4.7

3着 5.3


ゴールデン比率

1着 0.930

2着 0.930

3着 0.923


このようになっています。


ホットコーナー指数でこの数値に近い馬は今回

ホエールキャプチャ 3.6

ヴィルシーナ     4.3

レインボーダリア   5.0

この3頭が近似値上位。


また 1.9=スマートシルエット

    2.7=レジェントブルー

この2頭が4コーナーで前に位置する数値で出走馬の中で数少ない数値となっています。これも有利に働く数値となっています。


続いてゴールデン比率ですが

ヴィルシーナ       (0.929)

レインボーダリア     0.935

エリンコート        0.936

スマートシルエット     0.938

これが過去データに近い数値を持っている上位馬でした。

この中でカッコの数値は京都芝外2200㍍を持っていない数値です。近距離での数値です。今回のヴィルシーナの場合は秋華賞での値です。


単純にこのホットコーナー指数とゴールデン比率より予想を付けると

◎ヴィルシーナ

○レインボーダリア

▲ホエールキャプチャ

二重△スマートシルエット

△1エリンコート

△2レジェントブルー

こんな感じになります。


しかしこの数値は各馬の能力査定数値ではないので、あくまで有利に働くであろう数値での予想です。実際にはこれと各馬の能力査定。調子査定(デキ等)と合わせて最終的な勝馬考察をしてください。


なおこの詳細データは我社有料のWebサイトで閲覧できます。(有料ですが)

いいものですよ。


それでは皆さん GOOD LUCK (TY)