メンバーが決まり、枠も決まってから最終的な勝馬考察をするわけですが、その時は各馬の能力把握、調子把握が主なものです。今の段階では少し大きく考えて何がポイントなのか把握する必要があります。
レース特性、コース特性、そのようなものから考えを巡らしておくことです。
このレースの大きな特徴として、3歳馬の勝馬が非常に多いことです。
2着、3着馬は多くないのですが、こと勝馬に関しては非常に多いです。
その理由として考えられるのが、第1にはもちろんその時に、能力的に優れた3歳馬がいた。これが一番です。
次に考えられるのが3歳馬が54Kgで4歳以上が56Kgの定量戦だとゆうことです。
この3歳牝54K、4歳以上牝56Kの定量戦は、この時期はエリザベス女王杯以外ありません。
3歳と4歳以上で負担重量の差がだいたい1Kgか2Kgのどちらかです。(牝馬どうしの場合)
通常は1600㍍以下が1Kg差。それ以上が2Kg差です。
但し牡馬と同じレースに出走の場合は牝馬アローワンスで2Kg減となります。
その負担重量が55K、56K、57Kです。(牡馬)なので牝馬は重くて55Kgで軽くて53Kgとなります。
単純に他の定量戦と比較して4歳以上の牝馬は1Kg重くなります。(エリザベスは56Kg。他のレースは55Kgで出走)
この1キログラムが非常に効き目があると考えるのが正解です。
3歳と4歳以上で2Kgの差は同じであるが55Kgと56Kgでは違う。
私はこのように理解しています。
はい結論は勝つ可能性は3歳馬にありです。
それと今回どうしても考察しておかなければならない問題があります。
それは上記で最有力と思われるヴィルシーナです。
この馬は3歳牝馬クラシック全て2着です。しかもその間の秋華賞トライアルであるローズSも2着です。
前4走全て2着です。全て強い強いジェンティルドンナに負けたと考えれば、今回はその馬がいないので最有力となります。果たしてそうなのでしょうか。
私は競馬は優勝劣敗の最たるものと考えています。
したがってこのヴィルシーナは前4走全て負けた馬です。ただ負けた中で一番着順のいい2着となっているだけです。これは私の中では大きなマイナスと考えています。
したがってこの馬は上位入線の可能性は出走メンバー中でナンバー1でも、こと勝馬となる可能性は低いのではないか。そのように考えています。
もちろんこの馬の過去で示したパフォーマンス。ならびに調子をメンバー、枠決定後に考えて、やはり一番の1着候補馬となるかもわかりません。
現時点では、優勝劣敗のことは考えておかなければいけない問題です。
(具体的にはメンバー決定後の考察で減点評価が必要です。)
さあどうなるでしょう。今からワクワクするエリザベス女王杯です。
それでは皆さん GOOD LUCK (TY)