Book Review’S ~本は成長の糧~ -29ページ目

「自分プロデュース」術

「自分プロデュース」術―どうしても、すぐ変わりたい人へ
おち まさと

PHP研究所 2004-09
売り上げランキング : 26,594

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★★★★★★★☆☆☆

105円シリーズ・第2弾!!アメブロ企画室プロデューサーでおなじみのおちまさとさんの著書です。これは単行本が文庫化されたみたいですね。就職活動をしているとこういうタイトルに弱いのですw

◆「~力」多いよ!!(笑)◆

おちまさとさんのことはこの本を読む前は全く知りませんでした。「ガチンコ!」や「学校へ行こう」のプロデューサーで有名だったなんて全く知りませんでした。お恥ずかしい・・・。

本の内容は、さすがプロデューサー(あまりプロデューサーの仕事を理解できていないのですが・・・)といった印象を受けるセンスで書かれていました。本のタイトルからしてそんな雰囲気プンプン伝わってきますね(^-^;

段取り力

段取り力
齋藤 孝

筑摩書房 2003-11-11
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★★★★★★★☆☆☆

ビタミンF

ビタミンF
重松 清

新潮社 2003-06
売り上げランキング : 7,866
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「アイ・カンパニー」の時代

「アイ・カンパニー」の時代―キャリアを鍛える。モチベーションを高める
小笹 芳央 小畑 重和

中央公論新社 2003-04-11
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プロ論。

プロ論。
B-ing編集部

徳間書店 2004-12-19
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★★★★★★★★★★

koreさん にすすめてもらって読んだ本です。本屋で立ち読みを少しした時は全く興味が湧かなかったんですが、こうして読み終えた今は本当にすすめてもらってよかったって思えました♪他にみなさんにすすめていただいた本も8割はGETしたので、できるだけ早く読みますね(>_<)

◆人生のバイブルになりました!◆

内容はタイトルにあるように、様々な業界の「プロ」たち50人が仕事観についてや若者に向けてのメッセージです。正直、そんな沢山の人を本にまとめても内容は薄いだろうって甘く見ていました。

1人あたりのページ数はたったの6ページです。でもさすがは「プロ」と呼ばれる人たちです。その短い文章の中に数多くの心に響く言葉が詰まっていました。これを編集したB-ing編集部のスタッフも「プロ」の仕事をしていると思います。

ただ、7つの章に分けられているのですが、その分け方はあんまり意味がありません(^-^;
というよりは、僕がその違いに気付けていないだけなのかもしれません・・・。

向上心のある人や、今の仕事に満足できず転職を考えている人、むしろビジネスマン全員(笑)はぜひ手にとって読んでほしいと思います。え~社会人も経験したことのない学生が口走るようなことではないのですが・・・。

興味深かったのは、ほとんどの人が日本の悪い状態は中高年が作り出したものであり、打破するためにも若者に期待を寄せている考えだったことでした。と、同時に今の若者の(平均的な)長所・短所を鋭く指摘していて、自分にとってとても勉強になりました。

◆引用&コメント◆

「一歩、踏み込んで深く考える」という見方を常にしているか、これが大切なんです。

楽天の三木谷社長の言葉です。物事の本質を見極めようとしているのか、そうではないのか。ここが明暗を分けると言っています。つまり、一つの情報や出来事をそのまま表面上、額面どおり受け取ることは、そこから何も生み出さず進歩することがないということだと解釈しています。三木谷社長はこの「本質を見抜こうとする姿勢」がこれからのビジネスパーソンに必要とされる能力であると言っています。

やってみないとわからない。行動してみる前に考えても無駄です。

ファーストリテイリングの柳井CEOの言葉です。この考え方は、柳井CEOだけではなく、この本に登場するほとんどの方が持っています。成功するためには10の100の失敗の積み重ねが必要です。その失敗を恐れて、失敗の可能性を低くしようとして、どれだけ必死に頭で考えてみてもやってみないことにはわからない。やってみるからこそ、何がダメで何が良かったのかが見えてくる。僕の大好きな考え方です。

危機管理の基本は、悲観的に準備し、楽観的に対処すること

佐々淳行さんの言葉です。「危機管理」のプロフェッショナルとして、様々な事件に対処してきた佐々さんの口から発せられると、とても説得力のある言葉です。反対の考え方がとてもよくないと佐々さんは言っています。アイデアを出すときには「楽観的」、企画を進める時には「悲観的」、実行に移す時は「楽観的」にしていくこともありだと僕は考えています。ただ、僕は全て「楽観的」なのが問題ですが・・・。やはり「悲観的」になってあらゆるリスクを想定しておくことはとても大切です。

まだまだ、本当に沢山の心に留めておきたい言葉がありました。つけた付箋の数は過去最高です。さすがプロと呼ばれる人が50人も登場しているだけあります。プラス思考の重要性、行動することの大切さ、若者への期待の3つが特に印象に残る1冊でした。

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採用の超プロが教える仕事の選び方 人生の選び方

採用の超プロが教える仕事の選び方 人生の選び方
安田 佳生

サンマーク出版 2003-11
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★★★★★★★★☆☆

渋谷ではたらく社長の告白

渋谷ではたらく社長の告白
藤田 晋

アメーバブックス 2005-03-31
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★★★★★★★★★★




アメーバブックスレビュー第3弾!!はサイバーエージェント社長の藤田晋著の「渋谷ではたらく社長の告白」です。すでに、アマゾンで1位を獲得しているので有名ですね。4月1日は社長のブログでエイプリルフールネタが投稿されていて、それもブログでは盛り上がったみたいですね。

◆社長の「孤独」とは?成功の裏に隠れていた真実◆

ジャパニーズドリームをすでに読んでいたのですが、前半はジャパニーズドリームが詳しくなったぐらいの印象で読み進めていました。実際に第3章までは、起業から上場までのがむしゃらに仕事に打ち込む社長とその仲間たちのサクセスストーリーが展開されています。ここまで読むと純粋に「社長」になることを憧れる人が多いのではないかと思います。

この本の本当の見所?は第4章です。帯には「涙なしには読めない、感動のノンフィクション」と書かれています。僕は涙を流すまでには至らなかったのですが、第4章は普通なら知ることのできないであろう、社長のという立場の人間が抱える苦悩が書かれていて勉強になりました。

世界でたったひとり、わたしは孤独でした。

経営者になる、21世紀を代表する企業を作るという夢に向かって、ひたむきに走り続けている中で立ちはだかる大きな壁。厳しすぎる社会の追及。社員の離反。上場することはどういうことなのか、フジテレビとライブドアの騒動によって株式公開への見方を見直すことが求められている現在、この本から学べることがあると思います。

藤田晋という経営者の今までの生き様が詰まっています。なぜ起業を、社長になることを目指したのか。彼を突き動かしているものは、ビジョンの強さ・大きさです。斎藤孝さん風に言うと、ミッションになるのでしょうか。

少しでも起業を考えたことのある人、夢は何か?と聞かれると困るけど何か成し遂げたい野心家、今の自分に不満でくすぶっている人は是非一読してみてください。と、そんな偉そうなことを言える立場じゃないんですが、僕がそういう人間で読んでとてもよかったと思ったので・・・(^-^;

あとがきで、社長も

本を書いた目的は、20代の私が社長としてもがき苦しみながら成長した奇跡と希有な経験を、次世代の日本をその知力と体力で背負って立つ若い人に知ってもらいたいと考えたからです。

と書いています。

◆引用&コメント◆

もうあんな堕落した日々には戻りたくない。将来の大きな目標があるのに、こんなところでへこたれていたら、どうするんだ。

これはまさに斎藤孝さんの言う「パッション」にあたる経験なのではないかと思いました。マージャンやバーのアルバイトばかりしていて、大学を留年してしまった藤田社長は、夢を思い出し奮起します。一見、寄り道に見える経験(浪人など)によって人間の奥行きが出ている人はまわりにも沢山います。自分自身がひとつひとつの経験をどのように感じ、どのように活かすがやはり大切ということでしょう。

驚く人もいるかも知れません。私は起業することを決めてから、事業の具体的な内容についてはほとんど決めていなかったのです。
ビジネスモデルではなく、採用や社員の士気の高さが競争力になっていることに気がついたのです。

最近読んだ本の影響を受けて書いてばかりで、「よろしくないなぁ」とは思っているのですが、このことも「できる人できない人」で安田社長が書いていることと似ている気がしました。立派なビジネスモデルがあることは大切ですが、それよりもそれを実行する人、新しいビジネスモデルを作れる人が如何に多いかが本当に大切なことなんですね。あと、「思いが強ければ(情熱)何でもできる」ことを藤田社長は自ら実践されたモデルだと思います。

適正規模の環境にいると意外と人はその規模に満足してしまうものなのです。

最近、とても大切だと思うことに、「ハッタリをかます」ということがあります。別に「嘘八百並べる」というわけではなく、「自分でも背伸びしているなぁ」と思うことを発言したり、実行することによって(急速な)成長ができるということです。もちろん、その「ハッタリ」を真剣に実現させる努力をしないとただのヘタレになってしまうのですが・・・。謙虚と卑屈の違いで、謙虚も度が過ぎるとよくないですが、卑屈になることはそれ相応の人間にしかなれないんだということと考えました。

次はぜひとも、初めての社内旅行のエピソードを書いてほしいな、と思います。出入り禁止になる騒ぎっぷりってどんなのか気になりますヾ(〃^∇^)ノ

第1志望だったサイバーエージェントは、「第1志望は落ちるためにある」なんていう定番通り早々と落ちてしまいました。気持ちが先走り過ぎて、就職活動が始まったばかりで慣れてないのに、慌てて受けたのが良くなかったですね(>_<)この本を読んで、さらに社長のファンになりましたが、将来仕事で出会うことを目標に頑張るのもありかな、なんて思います。

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イージー・ゴーイング

イージー・ゴーイング―頑張りたくないあなたへ
山川 健一

アメーバ・ブックス 2004-10-30
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★★★★★★★☆☆☆

久しぶりのアメーバブックスの紹介です。と言っても過去に一度「時代はブログる!」を紹介したのみなのですが・・・(^-^;今日、「渋谷ではたらく社長の告白」を注文したので近々感想をアップする予定です。

◆心が張り詰めていて、息苦しい時に読みたい一冊◆

山川さんの本を読んだのは初めてでした。勝手な印象でハードボイルドな男っぽい文章を書く人だと思っていたので、この本の「のほほん」とした感じの文章は意外でした。

サブタイトルの「頑張りたくないあなたへ」とあるように、いっつも一生懸命に頑張っていたり、周りから頑張ることを期待されて「やらされている感」を感じながらも毎日一生懸命に生きていたり、プラス思考であり続けようと努力したりしている一方で、

そういう自分はどうなんだろう?

と悩んでいる人にはとてもいい本です。

作者に寄せられた悩み相談へこの本を通して応えることを意識して書いた、と作者はあとがきに書いています。実際に、文中に悩む女性のエピソードや作者に送られてきたメールの紹介に合わせて作者の考える「生き方」が書いています。

自分らしさ」を多くの現代人は求め続け、見つけることに必死です。作者は「自分らしさ」についてとてもシンプルな言葉で表現しています。

自分の好きなものを思い出していく

自分の好きなものは自分を表す要素となるということです。好きなことを増やすことは、自分らしさがより際立っていくことにつながります。好きな本、花、音楽、机、靴、服 etc... 全てが自分の個性を表現してくれます。

メディアに流されて、流行を追いかけてしまう現代の若者たち(僕も若者ですが・・・)。それが結局は、「自分らしさ」を最も見えにくくしてしまう原因なのかもしれません。

帯に書かれていた千葉すずさんの

今の自分でいいと、私は私のままでいいんだと、この本を読んで素直にそう思いました。

というコメントがピッタリ当てはまる一冊でした。

◆引用&コメント◆


人間関係というものがどうして、こうも困難になってしまったのか。それは、孤独に耐える力、いわば「孤独力」が低下してしまったせいではないだろうか。

現代は技術の進歩によって、とても便利になりました。携帯電話、インターネットの普及は「いつでも、どこでも」連絡を取ることを可能にしました。僕は携帯依存症ではない(と思っているだけで、そうなのかも)のですが、それでも携帯を家に忘れたりすると何となく不安になります。連絡をあまり取らないからこそ、たまに会ったときに新鮮さや意外性を感じることができる。そんな良さも大切にしていくべきですね♪僕は「孤独力」は低下しているとは思いません。ただ、その「孤独」になる機会が少なくなって慣れていないだけだと思います。

基準なんてないんだ。全部、自分自身で決めることなんだよ
幸せというものは、人とくらべることなんてできないんだよ。


他の自己啓発系な本でも出てくることのある言葉ですが、やっぱりこの考え方はすごく好きです。そして、意識していないとふとしたときにぐらついてしまうぐらい、持ち続けることって難しい考え方でもあると思います。これを完全に自分の中に取り込むことができたら、それこそ本当に「幸せ」な人生を送ることができるんじゃないかなぁ、なんて思います。ということで、この言葉をメッセージボードに書くことにしますヾ(〃^∇^)ノ

人間は新しいものに興味を持ち、脳の命ずるがままに、自然の方を改造してきた。

え~全然関係ないのですが、「進化しすぎた脳」で似たようなことが書かれていたので、ピックアップしてしまいました。多くの人が気付かない、意識していないことだけど、言われると納得してしまうこと。それが、この人間が自分たちに合うように、自然を改造してきたという事実です。人間は新しいものに好奇心を持ち、求め続けました。最近多発している災害は、人間側のゴリ押しの「共存」に対しての自然の答えのように思えてしまいます。知識も確固たる倫理観も持ち合わせていないので、ここで文を止めますが、やっぱり一人一人が環境のことを考えることは大切ですよね。

◆読書クイズ◆*久しぶりにやってみました
1.共依存とはどういうことか?
2.ベッドタウンの「ベッド」はどういう意味か?
3.憲法第九条の改正はどんな意味を持つと作者は考えるか?

今の世の中でテレビほどくだらないものはないと思うという文があって、全く同じ意見だったので嬉しくなりました。テレビの良い面はたくさんあるんですが、僕は見ていると自分のアンテナが極端に低下してしまうのを実感するのでなるべく見ないようにしています。テレビから様々な情報を汲み取る力をつける努力をすればいいのですが・・・。今は読書とネットで十分です(>_<)


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直訴は必要だったか

直訴は必要だったか―足尾鉱毒事件の真実
砂川 幸雄

勉誠出版 2004-10
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採用の超プロが教えるできる人できない人

著者: 安田 佳生
タイトル: 採用の超プロが教えるできる人できない人
★★★★★★☆☆☆☆


ずーっと、この本は読みたいなと思っていたのですが新品を買うまでもないなぁと敬遠していたら、BOOK OFFで売られているのを発見して、嬉しくて購入しました。作者はワイキューブの社長で他にも二冊の計三冊出版しているのですが、全冊購入の「大人買い」をしてしまいました。

◆学生にも企業の人事にもためになる本?!◆

さすが、採用コンサルタント会社の社長といった感じの内容ではありました。それは、会社の採用側の立場に立ったアドバイスが具体的にかつ効果的に書かれていたからです。しかし、主題の「できる人・できない人」に関しては他の方の書いている本の内容とほとんど変わりがないのが残念でした。

就職活動対策として学生が読む場合は、会社がどのような基準で学生を見ているのかの参考にはなると思います。「素頭がいい」学生を採用するように勧めているのですが、この「素頭」は「コミュニケーション力」と「論理的思考力」の二つで判断できると書かれています。ここの辺りが、完全に今の流行りになっていて、他にも似たような本を読んでいる人にとっては退屈な話かもしれません。

似たり寄ったりの内容が多い中で、興味深かったのが、「素材のよくない人材は、いくら教育しても育たない」という考え方です。どんなに研修制度にお金をつぎこんだとしても、それを受ける新入社員が全くできなければ、全て無駄になるということです。そこから、採用の重要性を訴えています。

また、採用に関しても中途採用と新卒採用を比較してどちらが大切なのか書かれています。転職市場、第二新卒には優秀な人材がいることはめったにないという主張は、とても説得力がありました。知名度も低く、莫大な給与を支払うことのできない中小企業は、中途採用では優秀な人材を得ることができないというわけです。単純に「良い待遇」を用意できないということですね。つまり、新卒採用に最も力を入れていかないといけないということになります。

「カツノリ」は永久に「古田」になれない

のフレーズには過激だと思いながらも、その例を出してくるセンスに脱帽でした。「なるほど、その通り!!」と納得しました。

◆引用&コメント◆

成長とは変化することです。小さなアオムシが大きなアオムシになることは成長とは言えません。なぜかと言えば、能力に大差がないからです。

成長とはどういうものか「ハッ!」と気付かせてくれる例えです。今ある自分の能力を伸ばそうとして努力しても大差はないということなんですが、具体的には「タイピングのスピードを早くする」とかに当たるのかな、と勝手に考えました。多くの人は変化を怖がります。それは、変化してしまうともう元に戻ることが困難になるからです。僕は変化に対しては積極的であるつもりなのですが、山川さんのように「意外に保守的」な人間かもしれないので変化を受け入れられる器づくりに努力したいと思います。

段取りとは、言い換えれば「シミュレーション能力」だ。
段取りがいい人間はシミュレーション能力が高いから、問題の起きる可能性を予測して行動する。結果、常に先手を打つことができて、問題を回避することができる。


これは、今僕が苦手とする能力です。致命的ですね・・・。大まかな流れを具体的にしていき、自分がどう行動していくのかを映像としてイメージできるようになるのが一流であるという話を聞きました。これはつまりこの「段取り」の能力に当たるのだと思います。本では焼肉の焼き方が実例で挙げられていました。つまり、仕事だけでなく日常生活からこの「段取り」を鍛える場はあるということですね。

「仕事ができる人=仕事が速い人」と、置き換えても言いすぎではない。
非常に重要な要素は「仕事をスタートさせるまでの速さ」だ。

仕事が速い人はクオリティが落ちるかと言えばそうではない。それは、情報の流れるスピードが飛躍的に向上していることも関係しているでしょうが、何よりも仕事を何回も改善する機会があるということが大きいと思います。いくら丁寧な仕事をしていたとしても、全く見当違いのことをしていたら、修正し直す時間を作ることができずに、結果は惨憺たるものになります。やはり、「できる人」になるためにはすぐに取り掛かる心がけが大切なようです。

この会社の選考は早々と落ちてしまったのですが、やはり安田社長はすごい人だと思います。講演のテープを社会人の方にいただいて聞いたことがあったので、ほとんど同じ内容で(個人的には)少し退屈でした。残る二冊に期待です♪

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