読書日記PNU屋 -29ページ目

恐怖箱 屍役所

恐怖箱 屍役所 (竹書房文庫)
加藤 一 雨宮淳司 神沼三平太 高田公太 橘百花 つくね乱蔵 戸神重明 内藤駆 ねこや堂 服部義史 久田樹生 深澤夜 三雲央 渡部正和
竹書房


 公務員にまつわる怖い話集。いつも思うが恐怖箱はこのように、ジャンル別怖い話を編めるのがすごい。どれだけネタのストックがあるのだろうか。

 中でも、お気に入りの話を下記に。


渡部正和 山野夜話/内容もさることながら、朴訥な方言が味わい深い。

戸神重明 転任教師/異形の描写が恐ろしい。

地雷 内藤駆/ヒタヒタと侵蝕してくる不気味さが…!

白バイ 神沼三平太/ええ話や…!

競売物件 ねこや堂/ヒヤリと不気味。

川奈まり子「実話奇譚 奈落」

実話奇譚 奈落 (竹書房文庫)
川奈 まり子
竹書房


 日常に口を開いた奈落を写し取る怪談集。

 怪異の起きた場所が秘される実話怪談において、その場の歴史から丹念に掘り起こしていくスタイルが特徴的な一冊だ。

  未解決のままオチる話があるのも実話ならではの読み味だろう。


 私的好みの話を下記に。


水が繋げる/心霊がこんなに可愛いわけがない!というくらいに微笑ましい霊だ。

お稲荷さまと龍神さま/ええ話や…。

磯遊び/目撃者は緊張感皆無だが、これ実際にはかなり怖いと思う…。

輪になった宇宙人/なんとも奇妙な一夜の出来事。

私の部屋/ホテルに因縁がありそうな、不思議な話。

ほういちさん/いい話…なのだろうか?!

能面りりこ・寺井広樹「彩の国の怖い話」

彩の国の怖い話 ―男女怪談作家の恐演―
寺井広樹 能面りりこ
TOブックス (2018-11-24)


 彩の国は埼玉のことだそうだ。同出版社から埼玉の怖い話というタイトルがあるため、このようにみやびなタイトルになったのかもしれない。

 カバーの能面はイラストかと思いきや、写真なのだそうである。見る者の心を反射してか、見るたびに表情が変わって見えてくる。迫力ある面だ。


 印象に残った話を下記に。


七里殺人の森 こういうコトダマ系?の話はゾッとする。位牌が一番恐ろしかった。

ループ 死んでからストーカー!一目惚れだったのだろうか…物理法則に従わないから迷惑倍増。

不透明 構成がおしゃれだが、怪異は嫌!

畑トンネルと犬 残念なり、の犬バージョンか。かわいい!

注文の多い料理店 サイコ系かな…。

神隠し いざ遭ったらなすすべも無い。

2018年11月の読書

 コミケ前で原稿修羅場だったりとか、風邪で寝込んだりで今ごろ更新。

ラーメン活字本
 月間読了数15冊、2018年累計260冊。
 いよいよ少なく…心なしか、ラノベ多め。自分の本が出ると、そちらにかまけて読書が減る…。

愛知の怖い話
岡山の怖い話
怪談奇聞 啜リ泣キ
忌印恐怖譚 めくらまし
キモイマン 2
恐怖箱 青森乃怪
苦しい親子関係から抜け出す方法
心理学で異世界ハーレム建国記 2
前略、殺し屋カフェで働くことになりました。
博多豚骨ラーメンズ 
広島の怖い話
山口敏太郎の千葉の怖い話
幽霊たち
Re:ゼロから始まる異世界生活 9

カップラーメンマンガ

青色学級
紅い十字路
あの悪魔
おじさまと猫 2
鬼滅の刃 13
外道の歌 7
さんかく窓の外側は夜 5 
地獄楽 4
深夜のダメ恋図鑑 5
世界の終わりに柴犬と
園田の歌 1
デスラバ 3
DEAD TUBE 10
暴虐のコケッコー 2
宝石の国 9
魔王ダンテ 1
臨死界より
Route END 6

 11月は狂気の出張マンスリーで3日に一度は新幹線に乗っていたし、恐怖の11連勤などあり、普段より書物の読めない月だった。12月挽回したいけど、コミケ〆切あるんだよな〜。

真白圭「実話怪事記 狂い首」


 ペーソスにあふれ、ときにユーモア香り立つユニークな怪談集。

 以前の作品に見られたグロ味は控えめ、一般的趣味の読者にも受け入れ易くなったのでは?

 私的お気に入りを下記に。


インストラクター あまりに不条理な怪異が、嫌な後味を残す。
フィリピンの鮫 UMAなのか、妖魔なのか。
河妻子 ぞくりと嫌怖!
石礫 ええ話や…。
わらしべ いい話………なのか?!
ジーンズ 地味に恐ろしいビジュアル。
高脂血症 なんとも不思議なソレ、DNA解析してみたい。


ラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメン


 実はこんな感想書いてる不肖わたくし、明日の夜に西大井で著者の真白先生と出版記念イベントを開催するのでして。




 過度のビビリなのに、ちゃんとお話できるのでせうか私。そこは、司会の夫に全権委任するっきゃない…!?