ブックエンドに挟まれて死ぬ -8ページ目

ブックエンドに挟まれて死ぬ

本を買う金が欲しい。

本を読む時間が欲しい。

明後日から二日間、通っている大学で大学祭が執り行われるのですが。


特に何かしよう!と心がけていることもなく、だらだらと朝起きて、だらだらと家を出て、だらだらと家へ帰ってくる予定。


何せお祭りである。ぼくとはあまりにかけ離れている。


どんちゃん騒ぎは好きだが、どんちゃん騒ぎをしている中には入りたくない。

傍観者でいたい。


どうにかして乗り切ろう。

そして平穏な朝を。

森博嗣『どきどきフェノメノン』読書進行中。


だいたい五分の一くらい読んだところ。

なかなか読む時間が取れなくてもどかしいんだけれど、少しずつ読んでます。


まだまだ展開がどうなるかわからない。

もう伏線があったのか、まだ登場人物説明なのか、ただ森氏の戯言なのか。

その区別さえもまだ明確ではありません。


楽しみを持ちつつ、読んでいきたいと思います。


ちなみに「フェノメノン」とは「現象」と訳せます。


「どきどき現象」・・・。どこかの売れない三流恋愛小説みたいなタイトル。

「どきどきフェノメノン」・・・。森博嗣らしい、スタイリッシュささえ感じるではないか!


不思議だ。

有川浩「空の中」を9日から読み始めると書いたが、結局森博嗣の「どきどきフェノメノン」から読むことにした。


森作品から読み始めようと方向転換をしたのは、ただただ「読みなれているから」という理由からであって、別に有川作品に毛嫌いしたわけではない。断じて。


森作品はテンポの軽い、その軽快さが魅力だと思う。

特に「スカイ・クロラ」シリーズは詩的要素が散りばめられていてどこか叙情的な雰囲気をかもし出している。


そして少し理屈っぽいところ。

森氏がもともとプロフェッサーだったせいもあって、そのあとが見えるというか、そうであったことを誇ってる感じを受ける。もちろんいい意味で。


ライトノベルっぽい登場人物も、作品によって個性があってで鋭い。

味がある。


辻村深月「子どもたちは~」の感想のところで書くのを忘れていたが、彼女の作品も登場人物が鋭い。


上記の「鋭い」というのは、「鋭利」の意味よりも「抜きん出ている」という意味のほうが強いかも。

個性が強い。悪く言うと灰汁が強い、苦い渋いと感じるときがある。


よくあるラノベの手法だといえばそれまで。

ラノベのウリのひとつは、「確固とした登場人物の個性」だとぼくは思うからだ。