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ブックエンドに挟まれて死ぬ

本を買う金が欲しい。

本を読む時間が欲しい。


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来楽零『X(クロス)トーク』読了。

ホラー短編集。


しっかりホラー。そして後味悪い。

電撃文庫でここまでホラーしているのは珍しいのではないだろうか。


個人的なおすすめは「ヘッドハンティング」。

最後の後味の悪さが好み。



でもちょっと文章は軽い気がする。

「ホラーならもっと重く表現してもいいのに!」という箇所がいくつかあって、そこでライトノベルとしてこの作品群をもう一度考えることになるのが少し残念だった。


まあ、来楽先生は(今までもちょっと他のライトノベルから一線を隔てている感じがして)好きなので、これからも作品は買うと思います。


今回の作品も「来楽先生らしい」といえばそれですっぽりと包括できてしまうという、なんともいい作品でした。

来楽零『Xトーク』読書中。


なかなか面白い。

ライトノベルなのにしっかりホラーしています。


ホラーしている、というのはおかしな表現ですが、ぼくはこういう表現が好きなので、これからもよく使うと思われますのであしからず。


もともとぼくがライトノベル作家の中でも大好きな、壁井ユカコ先生や来楽零先生(というよりもこのふたり)の作品は、ライトノベルらしからぬストーリー展開・・・つまり勧善懲悪であったりかわいい女の子が神の力をストーリー上で握っていたり・・・とはすこし違う感じです。


主人公は必ずしも幸せにはならないし、死者も案外むごたらしい感触を持って登場する。

だが、そこがいい。

ぼくにとってライトノベルというレーベルはむしろ枷だと思う。たしかに発掘してくれたのはありがたいけれども。


大学の講義であさって発表なので、やっとこさ重い腰を上げてレジュメを作成中。

やっとこさ、といっても、なかなか思い通りにならず、数週間前に一度作りかけていたものを消去して、なんだかんだ悩んでいたら今日になってしまっただけのこと。


また同じようなものが出来上がりそう。なんだかなあ。


ブックエンドに挟まれて死ぬ-mlog01


森博嗣『モリログ・アカデミィ 1』読了。


森博嗣が「WEBダ・ヴィンチ」で連載中の日記(エッセイ)に加筆修正して本にしたもの。


先に言っておくと、あまり読みやすくはなかった。

それは、ぼくがエッセイや人の日記を読むことが苦手ということと、本を横文字で追うのが苦手だというところにも依るかもしれないが。


現に、これを読み始めたのは夏の終わりだった。

・・・ここに収録されている日記が三ヶ月分なので、結論的にそれをちょうど追ったかたちになった。

ただ、彼の日記は三年前のものである。


日記(エッセイ)なので、日によって脈略がないので、一気に読むと頭がパンクしそうになる。

普段得ることのない知識の宝庫、または考えるための基礎材料みたいなものだろうか。


森博嗣の日常を覗ける点だけでも大きい。

趣味の話、職業の話、作品の話。いろいろ詰まっている。


なにかに焦点を絞って根本へと突き詰めていくのではなく、大まかにちょこちょこさまざまなことを知りたいという人にはこの本を薦めることにしよう。


明日から『モリログ・アカデミィ 2』に取り掛かる。

ちなみに物語として今読み進めているのは、来楽零『Xトーク』。ライトノベルである。



そういえば今月号の『ダ・ヴィンチ』の表紙は宮崎あおいですね。

「篤姫」も来週で最終回ですし、新作舞台も決まっているようで、彼女は話題に事欠きません。

それだけの演技力・話題性があるのは紛れもない事実でしょう。