ブックカフェAETHER(アイテール)の本は3種類ある。

 

ひとつは、NPO法人から借りている本。

この本は、公営の図書館のように貸し出しができる。お一人2冊、2週間まで。これらは、毎月50冊程度入れ替えをしている。

 

そして、ブックカフェのコンセプトそのものである「運命本」。

 

もうひとつは、僕が好きな本。

皆さんに読んでいただきたいなぁと思っている本をちょっとずつ買ったり、家から持ってきたりして置いている。

 

この中で一番のメインは「運命本」だ。

人は誰でも多かれ少なかれ自分の人生に影響を与えた本が1冊や2冊あると思う。中には運命を大きく変えた本に出会った人もいる。

そんな運命を変えた本を僕は「運命本」と呼んでいる。

 

アイテールでは、全国の人から自分の人生を変えた「運命本」を寄贈して頂いている。

誰かの運命を変えた本は、他の人の運命を変える可能性も高いはずだ。

店内をそんな本に囲まれた空間にしたいのだ。

 

コーヒーを飲みながら手に取った本、その本のおかげで人生が大きく変わっていく。

そんなドラマがこの店からスタートしていったら嬉しい。

想像するだけでワクワクしてしまう。

 

「10年前、旅先で立ち寄ったカフェで何気なく手に取った本。そのおかげで今の人生がある。」

「失恋して落ち込んでいた時にいつものカフェで読んだ本のお陰で新しいパートナーと出会えた。」

「タイトルが気になって手に取った本を読んだら、そこにたくさんのヒントが詰まっていた。そのお陰で今のライフスタイルがある。」

そんな一人ひとりのドラマがここから展開していったらオーナーとして「してやったり」とニンマリしてしまう。

また、本にはそんな影響力があると信じている。

 

店内にある「運命本」には、帯がかかっている。

その帯には寄贈者のコメントが記してある。

毎月、全国の方から寄贈していただいており、少しずつ増えてきている。

中には、芸能人や元格闘家の方、経済界で有名な方の寄贈本もある。

僕は、そんな方々の寄贈本も特別なところにわけることはせず、ごちゃ混ぜに本棚の中に置いている。

そこに探す楽しみや、何気なく手に取った本が著名人の「運命本」であったという楽しみもあり混ぜたいのだ。

 

そして、もっともっと著名人の寄贈本も増やしたいと思っている。

決してミーハーな思いからではなく、何かの世界で活躍している人の人生に触れることには大いなる意味があると思うからだ。

そこから学ぶ、感じることは多いはずだ。

そういう意味では、「この「運命本」が寄贈者の人生にどういう影響を与えたのだろう」と、他人の人生ドラマと照らし合わせ、寄贈者に思いを馳せて読むのも面白いと思う。

人の人生を変えるきっかけとなった、「ゆめのタネ」のような本がぎっしり詰まった空間。そんなカフェにしていきたい。