アイザック・アシモフ No.50◇夢見るロボット◇ | 星よりも大きく、星よりも多くの本を収納する本棚

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9年間の海外古典ミステリ読破に終止符を打ちました。

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ロボットが夢を見るなどあり得るのか?

 

 

 

 

◇夢見るロボット◇ -Robot Dream-

アイザック・アシモフ 小尾芙佐 訳

 

 

みるはずのない夢をみたロボット。そのロボットがみたという夢とは……?

 

 

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リンダ・ラッシュ博士のロボット、LVX-1ことエルヴェックスが夢を見た、と言い出した。その内容は広々とした風景ーーー例えば炭鉱や工場、海底の中でロボットたちが働く、というもので10日前に生まれたばかりのロボットがそんなことを知るわけが無い。しかもエルヴェックスはそのロボットたちは疲れている、休ませてやりたいと思ったとも話す。リンダは自己判断で確かに夢を見ることのできる頭脳を作ったが、まさかロボット原則の拘束をを受けないなんてーーー

 

 

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「夢見るロボット」です(・∀・)

「ロボット」ものの生ける伝説スーザン・キャラヴィルものです。もう5年近く前のことです。SFとか科学とかてんで分からなかった頃に出会った貴方は私をSF沼に引き摺り込みました。

 

 

本書は短いながらもロボットが自我を持ってしまう可能性を提示した、笑止!と笑えない一面を持った作品です。夢を見るということは潜在意識を目覚めさせることで有り、その意識が解放するところは奥底に眠った自我なのです。というかあの感涙必至の名作「200年生きた男」が書けるなら、これだって書けるよね……

 

 

「夢見るロボット」でした(・∀・)/

行け行けSF快進撃! (*^o^*)/