ラッキー、ついに大敵と対決す!
アイザック・アシモフ 中尾明 訳
地球連邦の極秘情報がシリウス人のスパイに盗まれた。犯人は文書の入ったカプセルを持って宇宙の彼方に飛び去った。
宇宙監視員ラッキー・スターは必死にその跡を追う。数日後、土星が目前まで迫ってきた時、犯人はカプセルを捨てて自爆してしまった。無数の石と氷の小片でできた土星の輪の中に捨てられたカプセルをどうやって見つけたらいいのか……。
そのとき突然、通信機からシリウス人の声が流れた。「すぐに地球にもどれ! さもないと地球を攻撃するぞ」
すでにこの土星はシリウス人に侵略されているというのだ。その上、カプセルが、彼らに回収されてしまっては…。
宇宙監視員ラッキー・スターは必死にその跡を追う。数日後、土星が目前まで迫ってきた時、犯人はカプセルを捨てて自爆してしまった。無数の石と氷の小片でできた土星の輪の中に捨てられたカプセルをどうやって見つけたらいいのか……。
そのとき突然、通信機からシリウス人の声が流れた。「すぐに地球にもどれ! さもないと地球を攻撃するぞ」
すでにこの土星はシリウス人に侵略されているというのだ。その上、カプセルが、彼らに回収されてしまっては…。
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ラッキーら宇宙監視員3人は地球連邦の極秘情報が入ったカプセルを盗んだシリウス人スパイを土星近くまで追い込んだが、スパイはカプセルを輪に捨て自爆してしまった。
カプセルは土星の輪のどこかにある。しかしどうやって見つければいいのか……
その上土星を自らの領土と出張するシリウス星人に降伏せざるを得なくなる。さらにラッキーは軍備装置と警告無視を理由に会議に召喚されることになる……
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「天狼星の侵略」です(・∀・)
いやー、願えば叶うものでこれなんと神保町で手に入れたんですよ!
「小惑星の海賊」がとうとう読めず、悲しんでいたのを神様が見てくださいました←
神保町に通い続ければもしかしたら「小惑星の海賊」も手に入るかもしれません(°∀°)b
そんなわけで「天狼星の侵略」です。
ディヴィッド・ラッキー・スターシリーズ最終作です。
今回、ラッキーは最大の危機に陥ります。まさかの地球反逆者疑惑が浮上。
さらにはビッグマンもやらかすし、どうするラッキー!?
しかしシリウス人ってのは横柄ですねぇ。こいつらには「みんな違って、みんな良い」の発想がないと見た。「宇宙の小石」にもシリウス人出てきますが、それから読むと複雑です(苦笑) 本書はそれよりもずっと過去の話ですが、「宇宙の小石」の頃にはある程度関係が改善されています。ある程度ね←
アシモフのSF作品は1本の時間軸で見ることができます。マジで大河的です。凄すぎる……
「天狼星の侵略」でした(・∀・)/
お次はエラリー・クイーン、三たびハリウッドへ(*^o^*)/~