私が今まで生きてきて命を断ちたいと思ったことは、10回以上あります。
その中で1度ほど本気で自殺をしてしまうかもしれないという命の危険を感じたこともあります。
10回以上とありますが、正直忘れていることもあり、正確な数は覚えていません。
自分を押し殺してきた数は、数えきれません。
自分の感情を殺さないとこの世の中で生きていくという選択肢を選べませんでした。
自分の感情を感じてしまっていたら
私は、とっくにこの世にいませんでした。
自分を生かす為に感じる心を閉じたのです。
時がたって
『このままじゃ嫌だ』
『もうこんな苦しみは終わりにする』
と決めてから
自分の感情を感じても生きていけると潜在意識が認識して、今まで封印してきた気持ちが出てきました。
それが6年前のことです。
そこから自分と向き合うことをただひたすらやり続け、HSP(敏感な人)という概念に出会い
様々な経験と学びを経て今の私がいます。
会ったこともないけれど、出会ったこともないけれど
敏感すぎるがゆえに命を絶ってしまった沢山の人たちを感じるのです。
私もその方たちと同じ場所にいたことがあります。
今、ここにこうして生きているということが奇跡です。
本当は、いつ死んでもおかしくなかった人生をおくってきました。
そこには私の命を繋ぎ止めてくれたきっかけや言葉がありました。
そんな事も包み隠さずに全部お話しようと思います。
今までブログではお話できなかったことも講演会では、全て正直に嘘偽りなく自分の言葉で伝えます。
場面緘黙症の経験談の話ですが、それ以外でも悩み苦しんでいる人にも届けられたら嬉しいです。
そして過去の私と同じように苦しんでいる誰かの心に届き、生きることを選択できるような大きなきっかけになることを願い、自分の経験を話すということを続けていきたいと思います。