ザク豆腐を発売し、2カ月間で
100万丁を売った相模屋食料
鳥越淳司社長は、
「新商品の開発は社長が行う」
という。
「社員への権限移譲は、
責任転嫁しているだけ。
また、自分で企画を考えて、
自分でパッケージもデザインする。
その方が商品開発のスピードも
上がる」
だから、新商品にかける思いは強い。
しかし、細かい失敗はいくつもあるが、
商品として全く売れなかったのが
1つだけある。
「うちの息子が仮面ライダー鎧武が
好きで、調子に乗って商品化したら
全くダメでした。
ザク豆腐のようなこだわりが
私自身になかったからですね。
どんな商品もそうでしょうが、
作る側の思いの強さと費やした時間が
商品に乗り移って
お客様に伝わります」
(日経トップリーダー 2017.2、編集長インタビュー、鳥越淳司 相模屋食料)