元暴れん坊の社員を教育する | 想いが伝わる本を書くブログ

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武蔵野デジタル出版社長の牛田肇がモーモーするブログです♪

社員教育のしくみづくりについて、
異業種交流のミーティング。

 

「中学高校で暴れん坊だった者を
数多く採用する製造業の会社。

皆仕事に前向きで、定着率も高い。

どのように社員教育しているか?」

 

その社長はひとこと、

 

「飲み会」

 

と答えました。

 

「飲んで話をして、分かり合う。

 これが大きい」

 

仕事における教育のしくみとは何か?

スキルを修得するのも教育だが、
教育の結果、会社が良くならなければ
意味がない。

 

教育で求められるのは、
「コミュニケーションの深さ」。

 

しくみを実行したり、
マニュアル通りに行うのは簡単。

しかし、しくみを機能させるには、
実行だけでは足りない。

 

例えば、

「飲み会に誘っても、断られる」

「飲み会でも、職場でも
 ケンカがよく起きる」

こんな時、ビビッて逃げていたら、
はい、さようなら。

 

「気持ちよく
 飲み会に来てくれるには?」

「ケンカが始まったらどうするのか?」

 

そこで必要なのがコミュニケーション

直接話したり、タイミングを選んだり
先輩上司の力を借りるなど、
 

そこにリアルな工夫が生まれる。

 

目の前の現実に立ち向かって、
コミュニケーションを深めていく
会社が、
良い教育のしくみを作り上げている
ように感じた。

 

(牛田肇 武蔵野デジタル出版)