プロ野球の球団には
オーナー企業やスポンサーの
イメージ的な華やいだ雰囲気がある。
しかし、広島東洋カープには、
なぜだか、華やかさを感じない。
(失礼かもしれない)
オーナーである松田元氏は
マツダの創業家。
球団設立時からマツダ創業家が
オーナーを引き継いでいる。
それでも、他球団とは雰囲気が違う。
それは、球団を経営しているところ
にあるのかもしれない。
広島東洋カープは、41年黒字経営
を続けている。
松田オーナーも
「広島市は周辺を入れても
150万人のマーケット。
いかに何度もお客さんにきてもらうか
という点は、苦しいと言えば
苦しいかもしれません」
といい、その中で結果を出している。
「健全経営を貫くことが一番重要。
それで試合にも勝たないといけない」
健全でありながら勝ち続けることは
難しいと誰しもが思うだろう。
それに挑戦してるのだと感じた。
(日経トップリーダー 2016.12、赤貧でもしつこさで勝つ、松田元 広島東洋カープ)