即効薬は何もない。1個1個地道に解決していく | 想いが伝わる本を書くブログ

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武蔵野デジタル出版社長の牛田肇がモーモーするブログです♪

「スープストックトーキョー」
はスープの店だが、商品はスープ以外
もある。別の食べ物や物販など、
スープを軸にした展開をしている。

遠山正道社長は、
「スープの旗印の下に集まってきた
仲間といスープをつくってお客さん
との関係性ができれば、別のサービス
に展開していっても、共感の輪は
広がっていくだろうと考えてました」
と、事業のコンセプトを語る。

しかし、全てが順風ではなかった
1999年に1号店を出店し、
2000年に溜池山王に3号店を出店
したが、見事に客が入らなかった。
月300万の赤字が出た。

また、猛暑による落ち込みもあった。
スープ屋の最大の弱点は夏なのである

立地については、恵比寿や横浜などに
ヘルシー志向の女性が押し寄せた。

暑さも、8月にライムと酸味がきいた
スープの新商品を出し、ヒットした。

「即効薬は何もなく、
1個1個地道に解決していくことで、
売り上げは回復していったのです」

(アエラ 2015.11.2、現代の肖像、遠山正道 スマイルズ)