やる気のないバックダンサー | 想いが伝わる本を書くブログ

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武蔵野デジタル出版社長の牛田肇がモーモーするブログです♪

ステージでは、歌手やグループが
メインであり、スポットライトは
バックダンサーにはあたらない。

バックダンサーも、
大勢の中の一人と思ってしまうと、
全力を出すことも、盛り上げようと
考えることもなくなってしまう。

また、アイドルのバックダンスならば
「あんな素人みたいなダンスでいい
なら、私が本気で踊る必要はない」
と慢心するものも少なくない。


こんなとき、どうしたいいのか。
バックダンサーたちを目の前に
何をいったらいいのでしょう。


振付師の夏まゆみさんは、
「気力のないバックダンサーは
 思い違いをしている」
と、その思い違いを正す。

「君たちは、ただのアイドルと思って
いつかもしれないけど、君たちより
はるかに踊れるし、輝いている。

さらに、彼女たちは自分の名前で勝負
し、責任を持っている。

それが、君たちではどうか。

バックダンサーだから名前が出ない
にしても、
バックダンサーに収まっていること
に甘えて、責任を持たなさすぎる。

それが君たちの弱さなんだ。

君たちが、これからも
バックダンサーでいいなら別だけど、
そうじゃないなら
もっと仕事への取り組み方を
変えなきゃいけないよ」

と自分に責任を持つよう叱咤した。
何人かが、
目の色がハッと変わるのが分かった。

(エースと呼ばれる人は何をしているか、夏まゆみ、サンマーク出版)