サマンサタバサの寺田和正社長は、
「不景気ほど楽しい。
みんなが「無理だ」と思っている。
その中にチャンスは存在している」
という。
例えば、納品用の段ボール。
倒産の危機に瀕した時には、
それまで新しいものを使ってましたが
そんな余裕はありません。
近所のコンビニで分けてもらいました
でも、出荷量が増え、段ボールが
追いつかなくなりました。
そんな時、倒産したのり会社の大量の
段ボールを安く買い取りました。
のり用段ボールは、衝撃にも湿気にも
強く、バッグを入れるには最適でした
しばらくこの状態が続き、取引先で
「のりと書かれた箱は
サマンサのバッグだ」
と有名になったほどでした。
(3年に一度は「勝利の方程式」を変えなさい、寺田和正 サマンサタバサ、サンマーク出版)