将棋の二大セオリー | 想いが伝わる本を書くブログ

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武蔵野デジタル出版社長の牛田肇がモーモーするブログです♪

将棋には二大セオリーがある。
・玉を囲う
・玉と飛車は近くに置かない

このセオリーに反する手に
藤井システムがある。
(藤井猛九段が考案した
四間飛車の戦法)
昔であれば破門されるほどの
斬新な発想だといわれるが、
棋士の羽生善治氏も、
この戦法を取り入れて、
モノにしていった。

羽生善治氏は

「長く研究し尽くされた戦術も、
ある一手が生み出されたことで、
打ち砕かれてしまうことがある。

過去の常識にしがみついてはダメ」

指し手も、
最もリスクが少ない手を選ばず、
挑戦的な手を
あえて選択することがある。

それは、

「合理的な選択を続けることは、
 一番合理的ではない」

という考えによるという。

(アエラ '14,3,31、捨てる哲学、羽生善治)