「心」で記憶したことが伝わる | 想いが伝わる本を書くブログ

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武蔵野デジタル出版社長の牛田肇がモーモーするブログです♪

元漫才師の島田紳助さんは、
「行列ができる法律相談所」の司会で

「喋ることは何も事前に考えない」

という。

「たとえ、テーマが「高校時代」と
台本にあっても、楽屋では見ない。

見ても思い出せない。
ここで思い出せることは、
せいぜい「頭」で覚えていること。
そんなもん面白くもなんともない。

本番が始まって、誰かがそのテーマの
話をし出した瞬間、その誰かと気持ちが
高校時代になって、記憶の引き出しが
バンバン開きだす。

その中の話をチョイスして話すだけ」

コツは、

『心』で記憶していることを引き出す

こと。

「例えば、聴くと涙が出るシンガーが
後に売れた時、

「前からめっちゃ上手かったよ。
ライブを見た時から売れる思うてた」

というのが「頭」で記憶したこと。

『初めて聴いた時、わからへんけど
涙がとまらへんかったんです』

というのが『心』の記憶。

どっちが人に伝わるか?

だから、

『絶えず「心」で記憶できるよう
 いつでも「心」で感じられるよう
 「心」を敏感にしていること』

なんです。

(自己プロデュース力、島田紳助、ヨシモトブックス)