ファームに商社から転職したのは、
大学新卒から５年目のこと。
１９９６年、
バブル崩壊真っ只中の時でした。
それまでの４年間は、
コンサルタントになる夢を持って、
仕事での経験を人よりも積もうと
頑張り、
夜学校にも通ったりしていました。
一流大学でもなく、一流商社でもなく
飛び抜けた才能があるわけでもなく、
平凡な私に、伝えられるのは
コンサルへの想いと自分の努力だけ。
しかし、職務経歴書だけでは、
それは伝えられません。
そこで、自己紹介書として、
書類を用意しました。
募集をかけている全国数十社の
コンサル会社に、書類を送り、
面接できたのが１社。
「社長が名古屋に出張するから、
朝のモーニングなら時間がある」
と連絡が入り、
いきなり社長面接が実現しました。
その後、東京本社で、
部門の管理職の方と面接しました。
後で聞いた話ですが、
管理職の方の判断は、
不採用だったそうです。
しかし、社長が、強く推され、
採用となったとのことでした。
コンサルティングファームに入って
５年後、私の結婚式で、
社長がスピーチで、
ポケットから書類を取り出しました。
「これは、牛田君が、
応募の時に送ってきた自己PR書です」
これで、色んな疑問が解けました。
自己PR書は、書籍や小冊子では
ありませんが、
想いを込めた一つの文書が
自分の就職を左右することも
あるのだと感じました。
（MDP牛田）
追伸：この時の自己PR書は、
私の手元にはなく、
ご紹介ができません。
ごめんなさい。ではまた(^_^)/
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