自分の感覚を信じよう | 想いが伝わる本を書くブログ

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武蔵野デジタル出版社長の牛田肇がモーモーするブログです♪

本藍染の産着
草木染のブランケット
山中漆器の器...
漆塗りのお箸

これらはベビー・キッズ向けの商品。

和える(あえる:食べ物の和え物より)
代表取締役の矢島里佳氏は、
日本の伝統技術の商品を
ベビー・キッズ向けに開発した。

全国の職人によって作られた商品は、
百貨店でも良さが認められ、
常時販売されている。

初めは、反対する声も多かった。

「狭い市場だからビジネスは厳しい。
 年配の人しか買わない。
 在庫を持つなんてバカじゃないの」

しかし、矢島氏は本当かなと思った。

「現場や同世代の人の声と、
 周囲のアドバイスがずれている。

 それならば、
『自分の感覚を信じよう』
 と思ったのです」

出会った職人たちも応援した。

「自分たちはものをつくれるけど、
 伝えることははできない。

 里佳ちゃんにやってほしい」

矢島氏は、
「ものをつくれない私に、
 できることがある。

 出会いが私を後押ししてくれた」

という。

和えるHP
http://a-eru.co.jp/

(月刊事業構想 DEC 2013、小さな会社の大きな偉業、矢島里佳 和える より)