北海道帯広市の十勝バスは、
2期連続で増収を達成した。
地方の一般路線バスは9割が赤字の中、
40年ぶりの快挙で、
地方の路線バスでは全国初。
十勝バスは、経営合理化で、...
約20年で人件費も60%削減したが、
限界に達していた。
「生き残るには
営業収入を増やすしかない」
と停留所を起点に半径200メートルの
住民1軒1軒を回り、話を聞いた。
「どうしてバスに
乗っていただけないのですか?」
住民から、意外な答えが返ってきた。
「乗り方が分からないし、
バスがどこに行くか分からない」
原因が『不便でなく不安』
だったことが分かった。
そこで、
・戸別訪問でのバスの乗り方説明
・行き場所別の時刻表、降り場案内
などに取り組んだ。
そして、取り組んだ停留所から
利用客が増えていった。
「机上では絶対に思いつかなかった」
と十勝バス 野村文吾社長はいう。
(日経トップリーダー 2014.1、極める、野村文吾 十勝バス より)
2期連続で増収を達成した。
地方の一般路線バスは9割が赤字の中、
40年ぶりの快挙で、
地方の路線バスでは全国初。
十勝バスは、経営合理化で、...
約20年で人件費も60%削減したが、
限界に達していた。
「生き残るには
営業収入を増やすしかない」
と停留所を起点に半径200メートルの
住民1軒1軒を回り、話を聞いた。
「どうしてバスに
乗っていただけないのですか?」
住民から、意外な答えが返ってきた。
「乗り方が分からないし、
バスがどこに行くか分からない」
原因が『不便でなく不安』
だったことが分かった。
そこで、
・戸別訪問でのバスの乗り方説明
・行き場所別の時刻表、降り場案内
などに取り組んだ。
そして、取り組んだ停留所から
利用客が増えていった。
「机上では絶対に思いつかなかった」
と十勝バス 野村文吾社長はいう。
(日経トップリーダー 2014.1、極める、野村文吾 十勝バス より)