「悪意とこだわりの演出術」を読んで | ほんだな

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本棚から本を引っ張り出して読むように、新たな驚き・発見・喜怒哀楽を得ることができるそんなブログでありたいです。

課題図書:「悪意とこだわりの演出術」藤井健太郎(双葉社)

 

まず、「水曜日のダウンタウン」や「クイズ★タレント名鑑」のコアなファンは、図書館やカフェなど、公衆の面前で読まないことをお勧めします。絶対に笑いを誘う1冊でもあります。藤井さんの携わった番組についてのエピソードが満載です。ネタバレ必須なので、是非、購入して読んで頂きたい。

 

藤井さんが格好いいなと思うのは、「視聴率第一主義ではないこと」。クレームや苦情、時には、謝罪コメントを覚悟してまで、番組のファンに面白いモノを必ず最高のクォリティーで提供すること。芸人さんが爆笑している場所を視聴者も共有していること。100人にウケる置きに行く番組作りではなく、1人のコアなファンに確実に届けること。そういう曲げない番組作りの指針が読み取れます。

 

10月から、「クイズ★スター名鑑」として、あの日本一ゲスで下らない、伝説のあのバラエティ番組が戻ってきます。どんな伝説を残してくれるのでしょうか? はたまたどんな置き土産(謝罪・お詫び)を置いていってくれるのか、もしくは、どんな冥土の土産(番組終了・打ち切り)を持って行くのか?これからの藤井健太郎プロデューサーを追う意味でも、必須な一冊です。