こんにちは!
GWをエンジョイしてますか?
今日は、僕の一番好きな作家さんの本を紹介です。
伊坂幸太郎さん著
「火星に住むつもりかい?」
です!
【内容】
凶悪な犯罪を防ぐために設けられた「平和警察」
「安全地区」に指定されると、平和警察の管理下になる。
安全地区で、住人の相互監視と密告により「危険人物」とみなされると、公開処刑を受けることに。
平和警察は、警察の中でも選りすぐりのサディスト集団。
危険人物の疑いを持たれた者は、事実に関係なく厳しい拷問を受け、処刑されることに。
そんな殺伐とした世界で、窮地に陥った人々を救う、全身黒ずくめの謎に包まれた「正義の味方」だけ。
正義の味方と平和警察の戦い、最後に勝つのは。
そして、真の「正義」とは何か。
極上のミステリであると同時に、大きな問いをもたらす伊坂ワールドが、今回も炸裂!
【感想】
正義って何でしょう。
正義を掲げて人を傷つけるなんて、日常茶飯事。
結局世界は、そうであって根本的に変わることはないのかもしれません。
その事実を突きつけられ、自分の無力さを思い知る。
けれども、一矢報いたいというか、その中にも希望を見出したいというか。
伊坂さんは、そんな葛藤を抱えていたのかな。
どこにも「絶対的な正義」も「絶対的な悪」もない。
誰を責めることもできるし、誰を責めることもできない。
そんな現実に絶望しそうな人に、少しだけ手を差し伸べてくれる作品なんですよ!
「世の中は良くならない」
そんなことを前向きに伝えてくれるんですよ。
そのために、まるまる一冊を費やすって、やっぱり小説は凄い!
そんな、強烈なメッセージがありつつも、見事な伏線と個性豊かなキャラクター。
特にね、今回は登場人物の名前が良いですよ!
そして、タイトルのお洒落さと、伊坂さんの魅力がこれでもかって詰まっている一冊でした!
【グッときた一文】
このコーナーでは、私がその本の中で、最も印象に残った一文を紹介します。
今回のグッときた一文は…
「世の中は良くなったりしないんだから。それが嫌なら、火星にでも行って、住むしかない」
これは、真壁という警察の一人が発した言葉です。
僕はこの言葉を聞いた時、すごく清々しい気持ちになりました。
皆さんは、どうですか?
もし、暗い気持ちになったとしたら、ぜひこの本を読んでみて下さい!
では、今日はこの辺で。
500冊まで、あと234冊!
