今月から別の店舗へ異動となりました。
たくさんの別れは目に見えない心のナニカをたしかにすり減らしてしまいました。
後ろを向いて、なくしたものばかりが大切に見えて。
また歩き出す力を探さないと。
それは失ってしまったすり減らしたナニカの中にあるとしたら、今目の前にある現実と向き合わないと。
仲間と手を取り合って。
もう一度。

最高ではないけど、最悪でもない。
まだどっちでもない。
自分次第。

つばきの新しいアルバム「真夜中の僕、フクロウと嘘」の全てが胸に染みます。
僕らはないものねだり。


ここ最近の趣味は家系図を作ることです。
曖昧だった親戚の名前がはっきりしてすっきり。
直系の戸籍を遡れるぶんだけ集めてみましたが、役所都合で保管期間を過ぎたら廃棄していた事実に愕然。
ひいおじいさんあたりまででストップです。
あとは、菩提寺の和尚さんの過去帳と、法務局の旧土地台帳の返事待ち。
最後は地道な聞き込みか一番大事だと感じ始めています。
そう考えると高齢になった親戚の方も多く、残された時間は少ないようで焦ります。
でも、名前は知っていても話したこともない方ばかりで、相当な度胸と愛嬌が必要かと。

次は母の方も調べていったり、今まで調べた分に連絡先を足して名簿にしたいと考えています。
きっと私はこういうのが好きなんですね。知らなければ気が済まないというか。
血が突き動かすんです。

子供の頃、優しいひいおばあさんが好きで毎日部屋に遊びに行っていました。
ひいおばあさんは長生きして最期、老衰で自分の部屋で眠るように亡くなりました。
いつかひいおばあさんの部屋から誰かを呼ぶ声がして、耳を澄ますと聞いたことのない人の名前を沢山呼んでいました。
その中に自分の名前がなかったのが寂しかったのを覚えています。
今にしてわかりましたが、あの名前は全部子供の名前でした。
当時はもう亡くなっていた夫と息子。
遠くで暮らす他の子供たち。
孫やひ孫に囲まれていたとはいえ、どれだけの悲しみや孤独を抱えていたのか、私にはまだわかりません。
もし今また会えるなら兄弟喧嘩をなぐさめてもらうだけじゃなく、もっといろんな昔の話を聞きたかったです。

永遠に失われてしまう前に今自分の手で集めます。
自分のルーツだから。
一度悲惨な思いをしてからずっと怖くていけなかった歯医者に勇気を出して行ってきました。
親知らずを抜くために。
今回は素晴らしい先生だったので驚くほどすんなり抜けました。
前回は何だったのか。

翌日、うちで飼っている犬が死んでいたことがわかりました。
たぶん私が歯医者で頭がいっぱいだったあの日に。

すごく暑い日でした。
年をとって弱ってきていたのは知っていたのに、最後の最後にまた私は自分のことしか考えていませんでした。
なんで水の一杯でもあの日あげなかったのかと、悔しくて。

今はLynch.の「PHOENIX」を聴きながら気持ちを整理しています。

I won't forget you.

すこし疲れたでしょう。
今までありがとう。
おやすみなさい。