光る君へ（第十七話）を見て　＆　GWの巡礼一発目は西国最難所・施福寺！

今週も面白かった！

今回は、三兄弟の要...長男である関白・藤原道隆の死を中心に、新たなる権力闘争の始まりが描かれておりました。

【飲水の病】とは、今日で言えば糖尿病でしょうな。ペットボトル症候群...贅沢病です。庶民を苦しめ、自分だけが肥え太る。どっかの国の将軍様みたいなもんです。もう道隆は助からない。

もうちょっと先には、【奢る平家】が有名になりますが...【奢る藤原】ってのも、有りかも知れない（笑）。

...

物語の冒頭は、喧嘩別れした親友・さととの和解のシーンから始まりました。男以上にもめるとややこしいのが女の友情。あんなに直ぐ、己の非を認め改心する女性って、いるんですかね？あんまり...いや、全く見た事がないんですけどね...。

突き返された手紙を、密かにコピッてたと言われ...喜色満面のまひろ嬢（笑）。こんなに単純やったんかな...昔の人...。

幼帝の頼りなさと、道隆の横暴を嘆く藤原実資（ロバート秋山）。二言目には『心配だ。』（笑）。今後のキャラが固まって来ましたね。道長の世も心配し続ける人生が続きます。

一条天皇。花山帝と比べ、余りにも上品な佇まい...。プリンス然とした描かれ方ですな...。

このシーンも面白かった。

嫁さんのヘソクリで何とか仕事を回すとは...いと情けなや（笑）...。

でも、一応仕事に対しては頑張っております。

『追い落としたければ...こんな話は致しません！！』

自分の座を狙っているのでは無いかと道隆に詰め寄られ、激昂する道長。結構、図星なんですけどね...。家康の様に、忍びに忍んでチャンスを待つ...実は、こう言う奴が一番恐ろしいのです。その事を、宮中はもう直ぐ思い知らされる事になります。

兄から息子達を頼むと懇願され...

ややグラつく次男坊でしたが...

この女ったらし野郎は、容赦しませんからね。道隆直系は壊滅的打撃を受ける事となります。

恐ろしや...。

晴明も腹黒い。呪術云々よりも、そのラスプーチン的振る舞いがとにかく不気味。道長とどう絡んで行くんでしょうかね？

このドラマの面白さは、やはり【女性の重要性】にあると思います。一番興味深いのは、妊娠した妻に対する期待が...武士とは180度違って『女を産め！』にある事（笑）。武士ならば、後継たる男子を産まなければ使い物にならないとレッテルを貼られますが、この時代の貴族は逆！

天皇に子を産ませる器となれ...下世話に言えば、それだけなんですが...それでも女児を産ませる事が最重要ってのが面白い！

他の時代には、ありませんからね...こんなの（笑）。

...

そんなこんな（笑）。

次週に期待します！

...

では、いつもの通り...今週の参拝レポに移りましょう（笑）。

GW初日の昨日（土曜）は、午前中梅田に用事があっただけ。昼からは自宅に戻り、阪神VSヤクルトをテレビ観戦しました。

応援しながら、明日の出陣を控える観音足【RED WING 9875】を軽くメンテ。どうです？中々気合の入った表情でしょ？はき心地は、もちろんいう事無し。静かに出番を待っておられます...。

本日（日曜）は気持ちを切り替え、朝早く起床。6時台の電車に乗って施福寺を目指しました。8時前には和泉中央駅に到着。

ジリジリと照りつける紫外線の中、槙尾山口行きのバスを待ちます。太陽に照らさて、9875が可愛くテカっています。

さて、いつもなら槙尾中学校前でオレンジバスに乗り換え、簡単にアクセス出来るのですが...

1月31日でオレンジバスは運行を休止したとの事。今後は代替交通サービスとして【チョイソコいずみ】と言うバス会社を利用する事になりますので、注意が必要です。事前予約制ですので、必ず電話予約orネット予約してから行くようにして下さい。詳しくは下記をご参照。

https://www.senshuikeda-hd.co.jp/news/pdf/20240213_1.pdf

私の場合は、大体８：４５中学校前発の便と、１１：３０登山口発の帰りの便を二つ予約します。これくらいが丁度良い。

まあ...

とは言っても、基本いつもの通りです...。電話予約が面倒臭くなったくらいでしょうか。マイクロバスの大きさも、ほぼ前のオレンジバスと同じ。大差ありません。

入山料を払って、とっとと参道へ。

お花は、シャガが一番目立ってたかな...。地味に可愛いんですよ、こいつ♪

山門前でパシャリ。門をくぐって直ぐの休憩所で上着を脱ぎます。出立時にはちょっと肌寒かったのですが、半袖で来たのは正解でした。結構汗をかきました。

いつもの様に、石垣ブロックを抜け...

【弘法大師姿見の井戸】で自分の顔を覗き込みます。例の如く、これを見て行くのは私だけですね。誰も気付かず通り過ぎて行きます。

息を整えて再び石段地獄に戻ります。いつもの通りの風景...。

あっと言う間に二度の折り返しの九十九折エリアへ。

しかし不思議なんですよね...。初めて登った時に比べ、回数重ねるほどに苦しくなくなって行く...。巡礼あるあるの一つですが、ペース配分等予期できる分...精神的に負荷かからないんでしょうな...。それとも若い頃より今の方が体力が増しているのか？

良く分かりません。

弘法大師剃髪所で『南無大師遍照金剛。』をお唱え。天台宗の寺ですが、弘法大師宝号を唱えられる数少ないポジションです。

で、最後のラスボス...【天国への階段】の左手にも、弘法大師スポットが見えて来ました。空海の髪をお祀りするお堂です。

本堂前に到着。大体私の場合はのんびり登って40分ですね。各パワスポで祈りを捧げながらの登頂（笑）。ノンストップなら、成人男性なら30分くらいが平均でしょうかね。（私の最難所攻略法は以前に記事を書いておりますので、そちらをご一読下さい。最後にリンクを貼っておきます。）

本堂の軒下のベンチで息を整え、ちょっと一服♪今日もええ働きで応えてくれたで...Thank you 9875！ほんと、この靴のクオリティーは群を抜いております...。

初めて登られる方にはハードルが高いかも知れませんが、慣れればどうって事は無い（何回も巡礼すればの話ですけど...笑）。地方より参拝される方へのアドバイスは...

【とにかく若い内に、西国は終わらせておけ！】

...これですな...。

100観音のしんどさに関しては...【西国＞坂東＞秩父】の順になります。秩父は平地にしかありませんのでド楽勝です。しかし逆に【秩父→坂東→西国】の順番で巡礼すると最後に残った西国が一番キツいと言う事になります。若くて元気な内に、西国は終えてしまいましょう。特に、ここ施福寺は老体にはかなり厳しい難所となって立ちはだかりますので、ここだけでも先にクリアしておいた方が良い。

そんな霊場です。

...

汗が乾くのを待って上着を羽織り、半袈裟と数珠を装着。

さあ...勤行開始だぜっ！！

我がホーム...天台寺院で久々に天台勤行をがっつり厳修！

法華経も普門品（フル）のみならず、自我偈もプラス致しました♪で、延命十句観音経、般若心経、菩薩戒経偈、円頓章、舎利禮文、伝教大師願文、山家学生式、本覚讃、御本尊真言（弥勒+千手）×７、光明真言×７、随求陀羅尼×７...と続いて行きます。こんなん出来る天台門徒も、お山（比叡山）の麓以外じゃ私くらいでしょ。全部暗誦。当然ノーミス。上野の寛永寺清水観音堂で鍛え上げた成果でございます。最後は伝教大師宝号×３でフィニッシュ！！当たり前ですが、さっきの南無大師遍照金剛の時とは気合の入り方が全然違います。ここは全力です！！！