光る君へ(第十四話)を見て & 花見!大阪城公園〜紀三井寺〜粉河寺♪ | MarlboroTigerの【Reload the 明治維新】

光る君へ(第十四話)を見て & 花見!大阪城公園〜紀三井寺〜粉河寺♪

 

今週も楽しく見させて頂きました。

 

この大河は...何か違いますね。脚本の大石静氏の力量は言うまでも無く...各キャストが実に良い働きで画面を引き締めてくれます。退屈になりがちな平安時代の貴族社会を...スピーディーかつダイナミックな展開で見る者を飽きさせない。凄い出来だと思いますよ。

 

 

そうか...親父殿も、いよいよ最期か...。段田さんと大石さんと言えば...やはりオールド・ファンとしては朝ドラ【ふたりっ子】が思い出されます。あれでブレイクした様なもんですからね。でも、ここのところの段田さんは実に悪役が似合う様になって来た!!ほんと...小憎たらしい政治家が、これほど似合う人も居ない!!

 

 

道兼を使い捨てにし、『この老いぼれが...とっとと死ねっ!!!』と吐き捨てられるシーンは実に見応えがありました。これで見納めとは...かなり残念です。いや...マジで兼家ロスになりそう...。

 

 

結局、コイツは何なのだろう?

 

晴明の描き方としては斬新なんだけど、立ち位置が今ひとつはっきりとしていない。占い師の域を脱しきれていないので、ここだけが不満かな。もっと呪術を使わんかい、晴明っ!!!これでは...

 

 

奴に、全部持ってかれてしまいますぞ!!

 

 

むしろ...コイツの方が呪力が強く感じられてしまう(笑)...。

 

今後の道長との関係は好転して行くんでしょうかね?意味有り気な抱擁シーンでした。去りゆく道長を見詰める視線が...女の眼になっていましたし...。

 

まあそれはそれ(笑)...。

 

 

お子ちゃま夫婦(笑)。

 

6歳と9歳では、夫婦と言うよりお友達的感覚だったでしょう。一条帝はともかく、定子を演じる高畑充希は32歳ですからね...。いくら童顔とは言え...かなり厳しい構図ではあります。

 

 

高畑充希は頑張っています。なので、一条帝よ...とっとと成長せい!!見ようによっては、親子に見えてしまいます...。このドラマ...演者の実年齢と史実を照らし合わせると、摩訶不思議な世界になってしまいます...。

 

 

で、親父亡き後...独裁者への道を真っしぐら!『お兄ちゃん、気ぃー付けろや(笑)...。三男坊が、いっちゃん手強いで。』と、忠告したくなったのですが、聞く耳は無さそうです(笑)...。ボンボンの長男坊の味が良く出ておりまする。

 

 

相変わらずのまひろ。自分の進むべき道が、まだ判然としておりません。親父が干された直後...しゃーないっちゃ、しゃーないんですけどね...。

 

 

久しぶりにご登場、桔梗(清少納言)!!

 

今回の一番のお気に入りのシーン。やはり、ライバルを作り上げるとドラマはスリリングになる!!なんでもかんでもズケズケと宣うタカビー女と、庶民派代表の語らい(?)。各々の個性を引き立たせる名シーンでした。実際は面識がなかったと言われている二人ですが、そこはグレーゾーンを上手く使ってのマジックと考えましょう!ファンタジーを作り上げる上でのギミックがね、昨年のクソ大河【どうする家康】とは雲泥の差なのですよ。大石氏と古沢良太では...歴史に対するリスペクトの念に、天と地ほどの差がありますわ。

 

 

『今日も恐らく、伊周様の妻選び...私達はただの賑やかしですわ...アホらしい!』

 

ウイカらしい、ジャックナイフの様な一言。実にリアル。

 

和歌の会の後もまひろの自宅に押し掛け...まひろに文字を教わる少女を【汚い子】と言ってのける桔梗(笑)。ほんでもって和歌の会に集った女性達を、『あの様な姫達が、私は一番嫌いでございます。』と一刀両断!

 

更には...

 

自分の旦那ですら『下の下でございましょう!』と切って捨て...

 

可愛いはずの我が子も『息子も夫に押っ付けてしまうつもりです...。』と絶縁宣言(笑)。

 

いやはや、普通の女傑とはレベルがちゃいますな...。このキャラを引き立たせ...後の式部とのキャット・バトルを激化させようっちゅう...そう言う企みと拝察しました。チンドン屋の様なBGMも最高でしたね♪

 

この二人の描写って...

 

 

おかざき真里の【阿・吽】で言うなら、伝教大師・最澄と弘法大師・空海みたいなもの。実に分かりやすい対比やと思うんですよね。ビジュアルから、セリフから...とにかく【阿吽】(笑)。

 

いや、ほんとに面白かった!

 

次週に期待します。

 

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さて、それでは恒例の...

 

今週の巡礼記(?)に移りましょうか(笑)...いや、巡礼と呼べるのかどうか...。

 

 

今週はですね...

 

...ひたすら花見(笑)。もう、桜、桜、桜🌸🌸🌸...な週末でした♪

 

本日(日曜)の花見は西国巡礼も兼ねてはおりましたが、やはり重心は桜がメインだったかなと(笑)...。

 

先ずは昨日(土曜日)の大阪城公園から振り返ってみましょう。火曜の【ホーム開幕戦前の願掛け】に続き...二週連続の大阪城!でも、開花の具合は全く違っております!!!

 

 

このマップで説明するならば、左下の谷町四丁目駅から下側の桜色ラインを通って本丸を目指した形になります。三の丸から出て、二の丸に上陸っちゅう感じですな。要は地図の底辺部分からコの字形を描いて天守を目指したと言う事です。

 

 

満開度は、森之宮側よりもこっち(谷四方面)の方が強烈に咲き誇っておりました。とにかくもう...桜地獄(笑)。関東時代は上野公園が定番でしたが、あんなの比べ物になりません...。とにかく巨大!とにかく桜だらけ(笑)。前の大阪在住時には歩いて行ける距離に住んでおりましたので、あまり有り難みを感じなかったのですが...レベチでございます。

 

 

いや、もう...外国人観光客で無くとも...オーマイガーーーーッでございます♪

 

 

ワンちゃん達も、みんなテンション上がってましたね...。人間の嬉しさが伝染するのか...あの子も、この子も、尻尾フリフリ超ご機嫌な様子でした♪よきよき♪

 

 

ほんま...可愛らしい花やなあ...。

 

愛する阪神のデーゲーム中継を捨ててでも、これは見る価値大なのであります!!阪神の試合は、年間100回以上見れるけど、こいつは年に一日か二日くらいしか拝めるチャンスが無い!!

 

 

本丸は桜の数は少なくなります。しかし、天守閣の前や、所々にベストポジションで桜が植えられております。

 

それにしても、ええお城ですな...。大阪の街に、良く映えます。私の中では、ベスト3に入っているのですよ、この天守閣(笑)。まあ、ガチなお城好きの方からは、『鉄筋コンクリート製の城など邪道!』と言うクレームが付きそうですが(笑)...。

 

 

侮るなかれ!!

 

これ、建設中の現・大阪城です。大林組さんが手掛けました。昭和6年製でございます。

 

江戸時代の初期(1665年)に徳川大阪城は焼失してしまいましたから、大阪人は以後261年に亘って天守閣を知らないままだったんですな...。意外でしょ?豊臣大阪城は30年、徳川大阪城は39年しか存在しておりませんでしたから、実は現代の大阪城が最もご長寿なのです!豊臣と徳川足しても69年...この大阪城は93歳ですよ!!戦国時代の奴らよりも、江戸時代の奴らよりも...我々の方が大阪城に親しんでいると言う事なのです!!!

 

 

天守閣が無かった頃は、こんな感じ...。なんか...物足りないですよね?でも、江戸時代のほとんどと、明治時代、大正時代の人々は、こんな大阪城しか知らなかったんですよ。現代の玉造口...大阪城ホールのある一帯...森之宮近辺...ほとんど大阪陸軍造兵廠でしたからね...。軍の管轄下に置かれていた。

 

ですんで...

 

 

米軍の空爆を食らって、こんな無残なお姿に...。しかし、天守閣...建っとるでしょ!!!官軍の砲撃に耐え忍んだ鶴ケ城どころの話じゃ無い!!B-29ですよ、B-29!!あの絨毯爆撃の猛威すら跳ね返した!!!まさに...昭和一桁のど根性と申しますか...近代日本を象徴する、タフな建物だったのだ、コイツは!!!

 

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何のこっちゃ(笑)?

 

まあいい...とりあえず、天守拝観は外国から来たお客さん達に任せ...先を急ぐ事にします。(※せっかくなんで、大阪城と大阪の歴史を幕末目線で語った過去記事を最下部に貼って起きます。お暇なら、是非ご一読を♪)

 

流石に、激混み必須の西の丸エリアには立ち寄る気になれず(お金のある方は、有料のライトアップがオススメよ♪)、石段を下って二の丸...玉造エリアに移動します。

 

 

ここもえげつないですわ(笑)...。

 

 

これ...お堀の両岸を埋め尽くしてますからね...。巨大要塞・大阪城がピンクに染まる一日!!

 

いやぁ...堪能致しました。最高の午後でしたね。

 

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で、今日(日曜)。

 

数日前には雨の予想もあったのですが、良い意味で裏切られました♪

 

朝早く起きて、6時台の環状線に飛び乗り和歌山を目指しました!!!

 

 

関西に春の訪れを告げる...西国三十三所・第二番札所...紀三井寺でございます!!!

 

ここも、満開でございました!!!!

 

 

可愛い...。可愛いとしか言いようが無い...。

 

 

境内からの和歌浦の見晴らしは、かくの如し(笑)...。桜の雲海みたい...。

 

 

まあ...そんな桃色の風に包まれて...きっちり大先達としてのお勤めを果たして参りました!勤行に関しましては、一切手を抜きませぬ!!!もちろん、普門品もフルで暗誦。やる事はやるのでございます!!!

 

 

本堂を参拝した後は、仏殿に立ち寄り...千手さんを拝みます。本日の千手さん。おそらく、木造では最大の千手観音像でしょう...。

 

 

現代の慶派...松本明慶氏による傑作仏です。いつ見ても美しい...。

 

 

仏殿のテラスからは本堂を見下ろせます。

 

いやはや...

 

やはり、西国札所の中でも...紀三井寺の桜は格別ですな...。

 

極上の参拝でございました。

 

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JRきのくに線で和歌山駅に戻ったらば、次の粉河行き(和歌山線)には時間が空きます。

 

なので私は一旦和歌山駅から出て...

 

 

行きつけの【多田屋】さんで昼食を取る事にしております。一応、修行中ですから...お酒は無し(笑)!!

 

 

いつもこれ(笑)。焼き魚定食(サバ)...ライス大盛りで610円!!どうだ、首都圏!!恐れいったか!!ご飯が普通盛りなら、560円でこいつが食えるのだ!!きょうび...これが560円って...無いよね???

 

軽く胃袋に流しこみ...再び駅に戻ります。食事時間は15分くらいだったかな。ちなみに多田屋さんへは、改札を出て2分で行けます♪

 

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二両編成の和歌山線で、のんびりと紀の川に沿って電車旅♪

 

粉河駅で下車すれば...門前町の参道を15分ほど歩けば粉河寺です。

 

 

門前の御神木に先ずはご挨拶。手に触れてパワーを頂戴します。

 

 

参道(笑)...。エグいっしょ(笑)?観音さんは、お花が大好きなのさ♪

 

 

桜越しに見るご本堂。雅でございます...。

 

 

がっつり勤行!!!出来は、もちろんパーペキ!!!

 

 

雨の予想はどこへやら...。晴れ渡った空と、桜に囲まれご本堂が笑っておられます!!!

 

 

国指定名勝...粉河寺石庭。ソテツと桜のコンビネーションが、何ともトロピカル(笑)♪これも、ここでしか味わえませんぞ♪

 

良い花見...いや、参拝でした🌸🌸🌸🙏

 

南無観世音菩薩🙏

 

See you 🌸🌸🌸‼️

 

 

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幕末オタの視点から大阪城と大阪の街に対してアプローチした過去記事です。是非ご一読を!きっと大阪が好きになりまっせ♪

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