会場:シアターオーブ
日時:2013年 6月29日(土) 15時半開演
座席:B席 3階 5列 40番
原作・監修・制作協力:株式会社カプコン
脚本・演出:鈴木圭
<CAST>
真田 幸村 / 蘭寿 とむ
いのり / 蘭乃 はな
上杉 謙信 / 明日海 りお
武田 信玄 / 華形 ひかる
伊達 正宗 / 春風 弥里
猿飛 佐助 / 望海 風斗
かすが / 桜咲 彩花
<STORY>
時は戦国時代―。様々な群雄が割拠し領地争いにしのぎを削る中、甲斐の武田信玄と越後の上杉謙信もまた、互いの雌雄を決するべく、川中島で幾度となく烈しい合戦を繰り広げていた。
甲斐の虎、武田信玄から厚く信頼されている、武田軍の若き闘将、真田幸村は、情熱的で忠誠心が強く、合戦の場では二本槍を自在に駆使する圧倒的な力で、武田軍の攻撃の要として活躍していた。
幸村の幼馴染として密かに想いを寄せる、いのりは、甲斐の国で幸村の戦果を耳にするたび、彼のあまりにも実直すぎる生き方や、わが身も顧みない烈しい戦い方にその身を案じていた。
一方、武田軍と相対する上杉謙信は、人智を超越した戦いぶりから軍神として畏怖されていたが、戦場を疾風迅雷の勢いで進撃する幸村の姿に瞠目し、敵ながらその力を認めるのであった。
戦国の世に異なる夢を描きながら、直接対決へと向かっていく幸村と謙信。それぞれの運命がまた大きく動き出していく・・・・。
(宝塚公式HPより)
<感想>
更新、だいぶご無沙汰しておりました。。。
ご無沙汰の間に、宝塚観たり映画見たりレミゼ観たりしたわけですが
とりあえず覚えてるところからザザッと書いて行こうと思うので、
まずは6/29に観劇した宝塚花組【戦国BASARA】から書こうと思いますっ。
頑張るっっ。
ゲームでおなじみ【戦国BASARA】。
アニメ・他舞台・ドラマにもなっているらしいですが、私は全て知りません。
宝塚でやるということを聞いてから、予習しようかとも思ったけど
そもそもPSもXBOXも持ってない・・・。
アニメもレンタルしようかと迷いつつしないまま観劇当日を迎えました。
果たしてついていけるのか!?
一抹の不安を抱えつつ観に行ったわけですが・・・
面白かった!o(≧▽≦)o
もちろん知ってた方が面白いとは思うけど、
何も分からない私でも十分に楽しめました。
思っていたよりストーリーもしっかり。
不覚にも、ちょっとウルウルしちゃいましたよ。
とりあえず日曜日に千秋楽を迎えていることですし、
ここはネタばれがっつりアリで感想書いちゃいますね。
DVDが出るまで内容は知りたくないの!!
という方は、ご覧になってからまた来てください^^
まずはキャストの感想から。
主役の真田幸村は蘭とむくん@蘭寿とむさん。
私、蘭とむくんは本当に色っぽくて大好きなんですけど、
どうにもこうにも真田幸村は合ってなかったんじゃないかと。。。
だってだって、幸村ったら子供なんだもん!!!
蘭とむくんは、もっと大人な役が似合うのー。
幸村はものっすごい熱血な青年で、5年前の蘭とむくんならいざ知らず
今の蘭とむくんに演じらせるのは無理あると思う。。
もちろん、ダンサー蘭とむくんなので立ち回りは美しいし
演技力も確かなんだけどさー。。。
そもそも、幸村が私好みのキャラじゃなかった。ということで、残念。
いのり役の蘭はなちゃん@蘭乃はなさん。
これはゲームやアニメには登場しないオリジナルキャラ(らしい)。
オリキャラなんて、ストーリーの中で浮いちゃうんじゃないか・・・
などとハラハラしてたけど、なんのなんの!
溶け込んでましたよ。っていうか、すごく重要な役だった!!
1幕のいのりちゃんは、ただただ可愛くていい子なブリッコちゃんで
「はぁ・・・やっぱりこのキャラいらんわー」って思っちゃったけど(ぉぃ)、
2幕で発覚、まさかの織田信長の忍(スパイっすな)とな!
でも好きになってしまった幸村のために、体を張るのです。
このシーンが・・・泣ける。
蘭はなちゃんの演技もよくて、ホロリときちゃった。
まさかBASARAで泣かされるとは。
歌も舞台を重ねるごとに上達していって、
蘭はなちゃんの一所懸命さには、いつも声援を送りたくなります。
上杉謙信役はみりおくん@明日海りおさん。
みりおくんの謙信役、大人気みたいですね~。
中性的な美しさという設定みたいなので、みりおくんにピッタリ。
私の隣りの席に座っていた女の子も、大のみりおくんファンのようで
みりおくんが出てくるとオペラグラスでがっつり眺めておりました。
確かに美しかった。
踊りが苦手なみりおくん。殺陣のシーンはちょい重たそうでしたが
とにかく美しさですべてカバー。
技を繰り出す時なんて、映像に美しいお顔を大写し。
うん、さすがみりおくん!となりました。
武田軍の忍び頭、猿飛佐助は大好きなだいもんくん@望海風斗さん。
やばい!もう、カッコよすぎてやばい!!!(///∇//)
佐助が出てくると、佐助ばっかりオペラグラスで追っちゃって
周りが全然見えなかったわよぅ。
歌よし・芝居よし・踊りよしで、本当にすごいジェンヌさんだと思うの。
ゲームファンの方が、だいもんくんの佐助の再現率が素晴らしい!
とブログなどに書いて下さっているのを見ると、嬉しくてニヤけます。
というか、佐助ってすごいよね。美味しい役だよね。実は一番活躍してるw
かすがが謙信に変身していることも、いのりが織田軍の忍ということも佐助が見破っているし。
迷える子羊になってる幸村を、バシッと指摘するのも佐助。
もしBASARAのゲームをやる機会を得たら、ぜひ佐助でやりたいです。
あーー、でもでも、佐助のだいもんくんと同じくらいにカッコよかったのが
奥州筆頭・伊達政宗のみー様@春風弥里さん。
ぶっちゃけ、ストーリーには全く関わってこない役どころ。出番も少ない。
でも、あの存在感。
かかか・・・かっこぇぇ(*ノェノ)キャー
ゲームで一番人気のキャラだという筆頭を演じるって、
ゲームファンの反発を買いそうですっごく難しいと思うけど、そこはみー様。
迷いのない、素晴らしいキザッぷり。
「ぜひ"伊達政宗編"を、今回のキャストで」と言われているのを見るとすっごくウレシイ。
2幕で鎧を脱いで出てくるのですが、みー様の代名詞・前髪から滴る色気!
もーぅ、客席で悶絶したのは私だけではあるまい。
「独眼竜は伊達じゃねぇ you see?」(どうやらゲームでよく使ってるセリフらしい)
***ヾ(≧∇≦)ノ"***きゃあぁあっ♪
・・・っと、ゲーム知らないのに心の中でひとり盛り上がって盛りました←
ストーリーに係わらないとはいえ、幸村との手合わせで六本刀を扱うのですが
最後みー様にスポット暗転になった時は、拍手喝さいでした。
セリフを言っては笑いを誘い、出てきて引っ込む度に拍手だった筆頭みー様、万歳。
お館様、武田信玄はみつるくん@華形ひかるさん。
体の小さいみつるくんなのに大きく見える!さすがの演技力。
子供の幸村との殴りあいエピソードは、
子幸村の春妃うららちゃんもとてもよかったのもあって、まさかのウルウル。
とてもこの間まで可愛らしいイエンを演じていらしたとは思えない!
上杉の忍、お色気ムンムンのかすがはべーちゃん@桜咲彩花さん。
スタイルがいい!フェロモン!・・・というイメージとはちょっと違う可愛いべーちゃん。
どんなかすがになるんだろうと思っていたら・・・これがまた、すごくよかった。
ちゃんと忍っぽく、声も低めで表情も謙信と二人きりの時以外は無表情。
まさに「わたくしのうつくしいつるぎ」でしたよ、べーちゃんかすが。
謙信とかすがの薔薇シーンは、客席から笑いが起こっていました。
今回はとにかく映像を多用。
技を繰り出す時はバックに炎やら虎やら雪の結晶やらが舞い、
BASARAには欠かせない(らしい)四文字熟語も飛び交います。
ただ、残念なことに、会場はオーブ。
オーブの3階席後方からだと、この画面の上半分が見えない!!!!!
目の前のバーも邪魔だし画面は見えないし・・・ほんっとオーブってどうかと思う。
最近ミュージカルと言えばオーブでやることが多いけど、
立地は最高なのに劇場としてはあんまり好きじゃありません。
まぁ、1階席で見ればいいんだろうけど・・・お金がもたないもんっ。
幸村と謙信の一騎打ちのシーンでは、まさかのライトセイバー・・・
暗転の中、幸村の槍が紅く!謙信の剣が青く!
そしてなんと衣装まで光るという・・・LEDオンパレード。
そしてChooChooTrain(的振付)・・・
ちと笑えた。ごめん。
さらに、ライトセイバーでの戦いの前に二本槍で闘ってた幸村。
光らない方の槍の先が・・・折れた(苦笑)。
カテコ最後の挨拶で、蘭とむくん自ら突っ込んではいましたがw
衣装も大変凝っていたし、主題歌も覚えやすくて頭ぐるぐる回るし
(でも翌日にベルばらを見てしまったため、上書きされた・・・)
ストーリーも面白いし、キャストの役作りも素晴らしくて、本当に面白かったです。
観に行って良かった!!!
ちなみにこの日、出演していない花組御一行さまが客席に。
でも遥か上の私の席からは、いったい誰がいるのか分かりませんでした。残念。。
とにかく!!
みー様政宗かだいもん佐助で続編を期待したい。
そのくらい、満足したたまこなのでした~。
次の感想は、雪組のベルサイユのばらを頑張って書きたいと思ってます。
既に2回観に行ってるのでね。。。