会場：日本青年館大ホール
日時：2013年1月28日(月) 15時開演
座席：1階 R列 50番
原作・監修・制作協力：㈱カプコン
脚本・演出：鈴木圭
＜CAST＞※（）内はゲームでの名前
マイルズ・エッジワース（御剣 怜侍） / 悠未 ひろ
アリソン・トレーザ / すみれ乃 麗
裁判長 / 寿 つかさ
ウェンディー・オールドバック（大場カオル） / 鈴奈 沙也
グレゴリー・エッジワース（御剣 信） / 蓮水 ゆうや
ラリー・バッツ（矢張 政志） / 凪七 瑠海
アンディ・ルイス / 風羽 玲亜
ジェイソン・ムーア / 天風 いぶき
タイレル・バッド（馬堂 一徹） / 愛月 ひかる
サラ・ミルブレッド / 伶美うらら
＜STORY＞
幼馴染であり弁護士であるフェニックス・ライト（成歩堂龍一）に敗れ、自分の生き方を見失って旅を続ける天才検事マイルズ・エッジワース。
たまたま再会した幼馴染のラリー・バッツに故郷へ帰ろうと言われ、一緒にカリフォルニアへの飛行機に乗り込むが、地震恐怖症のエッジワースは機体の激しい揺れに気を失ってしまう。
意識を取り戻し飛行機を降りたエッジワースは、空港で配られていた号外を見て、30年前にタイムスリップしてしまったことに気付く。
街で出会った女性にナイトクラブ「サンターナ」に連れてこられたエッジワースとラリー。ラリーはその店の踊り子アリソン・トレーザに一目惚れをしてしまい、アリソンに会いに行くと席をはずす。その時、店内に銃声が響き渡った。
音のした方に駆けつけると、ナイトクラブオーナーのジェイソン・ムーアが亡くなっており、事件直前にオーナーと言い争いをしていたというクラブのギター奏者アンディ・ルイスが逮捕される。
皆がアンディが犯人だという中、「アンディは犯人じゃない」と必死で訴えるアリソン。アリソンの熱意に心動かされたエッジワースが弁護士事務所まで付き添うと、そこでグレゴリー・エッジワースという同じ名字の弁護士に出会うのだった。
＜感想＞
銀英伝（⇒ ☆ ）ですっかりハマってしまったともちん＠悠未ひろさんの
なんと15年目にして初主演作！
しかも楽しかった「逆転裁判」のエッジワースVer！！
チケットを取ってからずっと、この日を楽しみにしてました。
なんたって、時間休もらって会社早退したからね。
千秋楽だしねー♪
主題歌は過去作と同じ。
こうやって耳慣れた曲をシリーズでずっと使ってくれると、
よりシリーズ感が増して嬉しいですよね
舞台で使われている音楽もゲームと同じものがふんだんに使われていて
ゲームファンはかなり楽しめるはず！
私も逆転裁判も逆転検事も（宝塚上演がきっかけでｗ）やったので、
ゲーム内の音楽が鳴るたびにニヤリとしてしまいました(￣▽+￣*)
前作・前々作はゲームの内容から組み立てられていましたが、
今回は登場人物はゲームと同じですが、ストーリーはほぼオリジナル。
なのでゲームをやっている人でも犯人が分からず、楽しめます。
面白いだけじゃなく、親子の絆も描かれていて（ついでにちょっと恋愛もｗ）
ちょっとホロっとさせられます。
まぁ、ストーリーももちろん面白いんだけど、
でもやっぱり何がすごいって再現度ですよねっ
銀英伝でもそうだったけど、みなさん本当にキャラクターをよく研究されていて
仕草やセリフなんか、ゲームそのものです。
ゲームをやったことない人でももちろん楽しめますが
ゲームをやっていた方が断然楽しめる内容だと思うので、
今後DVDなどで初めて見ることになりそうな方は、
今からゲームをやっておくことをオススメいたします。
マイルズ・エッジワース（以下、御剣さん）のともちん＠悠未ひろさん。
やばい！めっちゃカッコイイ！
でもかっこいいだけじゃなくて、可愛くて面白くて。。。
仕草や座り方なんかはものすごく研究されていて、すごい。
クールなんだけど、実は優しくて面白くて
すっかりいじられキャラになっている御剣さんを素敵に演じていらっしゃいます。
客席に降りて「蘇る真実」を歌う姿は、本当に堂々としていてなんだか涙が出てきました。
私はともちんファン歴が短いけど、長年応援されている方は
本当に涙涙だっただろうなぁと思います。
ヒロインのアリソンはれーれ＠すみれ乃麗さん。
言わずと知れた、花組トップ娘役の蘭乃はなさんの双子の妹さん。
いやー、ホントにそっくり。顔もだけど声が。
で、蘭はなちゃんの声が苦手なたまこは、やっぱりれーれの声も苦手でした。。。
蘭はなちゃんは歌はともかく踊りは上手だけど、れーれは踊りもまだまだな感じ。
容姿は可愛いと思うんだけど（黒塗りも似合うし！）、ちょっと残念だなぁ。
それに他の人物のキャラが濃すぎて、アリソンちゃんが全然目立たないー。
サラリとしすぎているーー。
1・2作目のマヤ・フェイ（真宵ちゃん）の時はれーれもキャラ濃くて可愛くて似合ってたんだけどな。
そうそう、最後にれーれがともちんに抱きつくシーンがあるのですが、
思いっきり背伸びをしていて、たまこ的にかなり萌えポイントでしたｗ
グレゴリー・エッジワースのちーちゃん＠蓮水ゆうやさん。
恐ろしいくらいコートとソフト帽が似合ってて渋い！カッコイイ！！
再現率もとても高いー。
ちーちゃんとともちんの親子なんてイケメンすぎて鼻血出る。
ただ・・・ただね。歌がね。ものすごくね。残念なんです・・・
他がいいだけに。頑張ってもらいたい。
ラリー・バッツ（以降、矢張くん）のカチャくん＠凪七瑠海さん。
いやー、すっごく合ってましたね。矢張くんの雰囲気に！
髪型も服装もバッチリ矢張くんだったし、うざいけど憎めない感じもよかった。
今まで見たカチャくんの中では一番よかったな。
月組に組替えになっても頑張ってもらいたいです。
タイレル・バッド刑事（以降、馬堂刑事）のあいちゃん＠愛月ひかるさん。
背も高くて体格がよく、肩からトレンチをひっかけて、見た目はバッチリ！
まだ若いのにひげもよく似合っていました。
まだまだ貫禄は足りないけど、それはこれから頑張ってもらえばいいよね。
若いのにここまで頑張っていたのを評価したいです。
宙組はイケメンが多くて、観ているだけで幸せな気持ちになるわ♪
最後、裁判長のすっしー組長＠寿つかささん。
実はものすごーく重要な役であるサイバンチョー。
さすがの貫禄でございます。。。
すっしーさんが初舞台を踏んだ頃を知っているので、
毎回感慨深い気持ちになります。
やっぱり組長の存在って大きいですよね！
舞台が締まって、とてもよかったと思います。
謎解きとしては、犯人が分からなくて面白いけど、
ちょっと「え？なんで？？」という突っ込みどころも確かにありますｗ
でも、そういうことはあまり気にならない。
明るくて楽しくて、ゲームキャラとのシンクロ率の高さを堪能できる
本当に満足の舞台でした。
千秋楽だったのでカーテンコールが4回くらいあったかな。
恒例の出演者・客席全員での「異議あり！」も、
千秋楽ということで「異議なし！」で。
しかも最後のカテコではもう一度「異議なし！」に加えて「グッ」までみんなで。
あー、楽し♪
私はひとりで観に行ったけど、もちろんばっちりやりました！
恥ずかしくなんてないぜっ☆
カテコでは、観客のともちんへの温かい愛情が感じられて、本当に涙。
ともちんの初主演作、無事に千秋楽を迎えられてよかったです。
その場に立ち会えたことも嬉しい！
「胸があついです」と感動していたともちんの姿、私はずっと忘れない！！
これからも宙組をひっぱって、頑張っていってもらいたいです。
ともちん、大好きー。宝塚、大好きーー。
ついでに、逆転裁判も好きーーー笑。
次の観劇は2/5、星組さんです。
観に行く予定なかったんだけど、チケット余ってるのをネットで見たら
いつのまにやらポチリしておりました。
・・・ネットって、怖い。。。