会場:シアターオーブ
日時:2013年1月26日(土) 12時30分開演
座席:1階 23列 32番
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
作詞:森雪之丞
<CAST>
石川五右衛門 / 古田新太
明智心九郎 / 三浦春馬
猫の目お銀 / 蒼井優
シャルル・ド・ボスコーニュ / 浦井健治
春来尼 / 高橋由美子
前田慶次郎 / 橋本じゅん
石田三成 / 粟根まこと
マローネ / 高田聖子
蜂ヶ屋善兵衛 / 村井國夫
豊臣秀吉 / 麿赤児
アンヌ・デ・アルワイダ / 天海祐希
<あらすじ>
公式HPでどうぞ ⇒ ☆
<感想>
大好きな五右衛門ロックシリーズの第3弾!
今回は「五右衛門ロックⅡ 薔薇とサムライ」の続編という設定。
前回登場したキャラクター、シャルルも登場ということで
めちゃんこ楽しみにしてましたよ!
五右衛門ロックⅠの感想 ⇒ ☆
五右衛門ロックⅡ薔薇サムの感想 ⇒ ☆
毎回で恐縮ですがネタバレ気にせず書きますんで、
まだ読まれたくない方は、御観劇されてからまた来てくださいね♪
↓↓↓ ネタばれあり ↓↓↓
今回も休憩含めて3時間45分のながーい舞台。
でもその長さを感じさせない、明るく楽しい五右衛門ロック。
昔は深い内容のものが好きだったけど、
最近はハッピーエンドで明るくて楽しい舞台が好きなので、
心の底から楽しめました。
前半はひたすらコミカル。
出てくる人みんなキャラが濃くってすごく楽しい。
後半は心九郎が裏切る辺りからガラリと変わる。
それでも最後はやっぱり大円団。
それが五右衛門ロックのいいところ!
「あぁ、楽しかったなぁ♪」って笑顔で終われるのがスキ。
五右衛門の古ちん@古田新太さんは、
やっぱり毎回書くけど、舞台の上だとホントカッコイイ(///∇//)
動けなさそうなのに殺陣がうまくて、
見栄切りがほんっとにかっこいいのよねぇぇ。
あぁ、感想が毎回同じになっちゃう笑。
明智心九郎役は三浦春馬くん。
春馬くんの初舞台・地球ゴージャスの「星の大地に降る涙」を見た時
初舞台とは思えないくらいうまくてびっくりしたのだけど、
今回も「やっぱりうまいなぁ」と感心してしまった。
歌もうまいし踊りもうまいし殺陣もカッコイイ。
でも一番感心するのは、その滑舌の良さ。
早口でもきちんと聞きとれるって舞台人として最高の才能だと思うの。
これからもたくさん舞台に出て欲しいなぁ。
猫の目お銀の蒼井優ちゃん。可愛らしい♪
でも、優ちゃんは舞台より映像向きかもなぁと。
声があまり舞台向きじゃなくて、セリフも時々聞き取りづらかったり、
歌もちょっとハラハラしちゃって・・・。
身体は柔らかくて殺陣や踊りはよかったんだけどね。
ただもう、キュートなのは間違いない笑。
心九郎のことを好きになっちゃってからの可愛さといったら!!!
"猫"な感じがとっても似合っていました。
薔薇サムから続けて登場のシャルルは浦井健治くん。
最近浦井くんのミュージカルをよく見ているのだけど、
こんなはっちゃけた浦井くんが見られるのは新感線だけ。
相変わらずアンヌ大好き!歌大好き!なシャルルだけど、
前作よりキャラが数段パワーアップ。
浦井くん自身も楽しんでいるのがよく伝わってくる☆
浦井くんが井上芳雄くん・山崎育三郎くんとやる
三大ミュージカルプリンスコンサート「Stars」をぜひとも観に行きたいと思ってます!!
←すっかりファンじゃん笑。
物語の鍵を握る春来尼の高橋由美子ちゃん。
いや~、うまい!彼女は本当にうまい!!
アイドルからすっかり舞台人に変わりましたね。
春馬くんと同じく、聞き取りやすいセリフ。
何より歌がとっても素晴らしい。
「友達でいいから」を歌っていたのが懐かしい・・・
こんな変貌を遂げるとは思っていなかった。
これからも舞台の世界で頑張っていってほしいなぁ。
蜂ヶ屋善兵衛の村井國夫さんと秀吉役の麿赤児さんは、さすが。
村井さんの歌声と貫禄は素晴らしいし、
麿さんの秀吉なんて、本当に秀吉なんじゃないかと思うくらい!
こういうベテランが舞台を締めてくれるから、
春馬くんや優ちゃんのような若手が生き生き自由にできるんですよね。
橋本じゅんさん、粟根まことさん、高橋聖子ねーさんは相変わらず。
感想書くまでもないけど、いつも自分の役どころを上手く演じてくれます。
私的にはじゅんさんの活躍の場がもっとあったら嬉しかったなぁ。
あと、粟根さんが今回悪役じゃなかったことにびっくりだったのと(笑)、
聖子ねーさんのお尻人参姿がまた見られて満足でしたw
ラスト、また五右衛門はシャルルや心九郎、お銀と共に南蛮に向かう!
という船出のシーンで終わったので、五右衛門ロックⅣもあるのでしょう。
また2年後かな??
これまたとっても楽しみです^^
さて、次の感想は宝塚「逆転裁判3」。
昨日観てきたので、忘れないうちに感想書かなきゃ!!!
がんばります。