いじけたプルメリア | アロハ和尚はまちゃんの『プルの細道』

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松尾芭蕉の生誕の地、伊賀市でのプルメリアを育てており、その栽培記録と栽培方法、また今までの苦労話などを面白おかしく記録したものです。

Aloha〜




ほんま久しぶりやわ!

『プルの細道』化石化するんちゃうか(笑)


話変わって、今年は早く梅雨入りして全然雨降らへん。

どうなってんねん?

しかも春から最低気温の上昇は鈍いし。

そのせいか、MOANI Flower Gardenの植物はいじけた子が多数。


余談、“いじける”って方言? 調べてみよ!

おぉ、結構広範囲で使われてますね〜

標準語に近いようです。


話は戻って、ここで言う“いじける”は春の目覚めが悪いっていう意味です。

いじけは特にプルメリアに目立ちますね。

例年6月中旬なら全ての株が目覚め、葉が繁り、梅雨の雨に洗われた葉はピカピカなのに…

未だに芽が立っただけの株が多数。


InstagramやFacebookの投稿見てるといじけてるプルメリアが多いようです。


原因として考えられるのはやはり最低気温かな。

地域差はあるでしょうが、平均より2、3℃低くここ三重県伊賀市では6月になっても15℃近くまで下がる日があります。

これでは葉と根の協力関係が崩れてしまいます。

最悪、根腐れして枯らせてしまうことになりかねません。

水やりには注意が必要ですね。

水やりに関しては過去のブログに何度か説明してるのでそちらを見てください。


さて…ここからが今日の本題!

『根腐れの見極め方』


毎年今頃の時期になると

「葉が出てこなくて心配です」

「全然動かない」

「根元が柔らかくなってる気がするんですが…」

などの問い合わせがよく入ります。


そこで根腐れしてるかどうかの調べ方をお伝えすることにしました。


【用意するもの】

・ナイフ、又は千枚通し、ピンセットなど先の尖った物

・消毒用のアルコール又はアルコールタイプのウェットティッシュ

・殺菌保護剤(トップジンMペースト、きにぬーる等)


【調べ方】

この段階ではまだ根腐れか、いじけてるだけなのかわかりません。

成長点の芽が暗くなり落ち出す頃には手遅れです。

なので下記の要領で調べます。

①晴れた日に根元の土を1〜2㎝掘ります。

②ナイフ等の刃の部分をアルコールなどで殺菌消毒します。

③土に埋まってる部分との境目辺りの表皮をナイフ又はピンセット等で剥ぐ。

写真のように緑っぽい色なら問題ありません。

根腐れしてれば焦茶色で茶色の汁が出てきます。
ー注意ー
表皮が分厚くて、剥いだ時に湿った状態なら勘違いしやすいので気をつける。

③問題なければ、殺菌保護剤を塗って乾かします。

★根腐れしてたら早期に鉢から上げて、腐った部分を切り落とし、挿木の要領で仕立て直ししましょう。

分からないことがあれば問い合わせしてください。

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