鉄は熱いうちに打て | ムズカシイことぬき!

ムズカシイことぬき!

 ジャイアント・キリングを起こせ!大阪日本橋と東京秋葉原&渋谷ではたらく社長のブログ。

有名なことわざですね。

++++++

■鉄は熱いうちに打て

【意味】
人を鍛えるには、心が純粋な若いときに、しっかりと教え込むべきだというたとえ。

【解説
鉄は真っ赤に焼けている時は、やわらかく、形を変えられますが、さめて、 かたくなった状態では、形が整わないということから生まれた句。大人のときより 若いときのほうが、新しいことを覚えるのが早く、しっかりと身につく、という意味があり、 又、何かを行う場合には、人の関心が高く熱意のあるうちに、始めるべきで、よい時機(チャンス)を 失ってはいけないという意味もあるようです。
http://kotowaza.avaloky.com/pv_hob10_01.html

++++++

本当にそう思うことがよくあります。「今や!」ってタイミングですね。人材育成を考えた時に、
メリハリ(アメとムチ)やタイミングがすごく重要だと昔からずっと考えています。

稲盛さんのアメーバ経営で言う「燃焼系」(自ら燃え上がる人。自ら燃え上がり、そして
あり余ったエネルギーを他にも与えることのできる人こそが集団にとって必要)
であれば、どんどん材料(チャンス)を放り込むだけでいいんですが、冷めた人、
いまいちテンションが低い人には、まず燃えるきっかけを作らないといけない。

そして燃え上がって熱くなってきた時が、本当に鍛えるチャンス。単なる暴走にならないように、
しっかりレベルアップできるように、そこで更に厳しく指導しないといけない。
(心を鬼にして、のような感じで、厳しい態度・言動にしないと効き目が無いし)

このへんのボルテージアップの極限状態のときの、「コントロール加減」が指導者にとっては
一番ムズカシイんでしょうね。学校、スポーツクラブの監督・コーチらの体罰問題なんかは、
ここらへんの「さじ加減」を超えちゃって、相手側や第三者からすると、単なる「暴力」となって
しまっているように感じます。※暴力はダメです。

ちょっと甘えさせる(自由にさせる)部分も確かに必要です。(息が出来なくなるのはダメ)
ですが、「絶対に許さない」「ダメだ」「まだ不十分」とハッキリ伝える部分もあります。そこで衝突は
起こりますが相手が「熱いうち」なら、きっと大丈夫だと思います。逆に熱くなっていない時に、
「ダメだよ」と言うと、あっさり「はい。じゃ、やめます」となりますしね~・・・。

うーーーん。


きっと一流の鍛冶屋さん(一流の職人さん)なら、熱さの見極めがすごく上手なんだと思いますが、
それって持って生まれたセンスだけじゃなくて、数をこなした経験がモノを言うのかな~(って思います)
失敗をたくさんしたんだろうな。


ガンバろうっと。